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2020年1月

新型コロナウイルス ~予防と対策~

新型コロナウイルスとは?

コロナウイルスは、ヒトや動物の間で感染症を引き起こすウイルスです。

  • ヒトに蔓延している風邪のウイルス・・・4種類
  • 動物から感染する重症肺炎ウイルス・・・2種類

計6種類が、ヒトに感染するコロナウイルスとされています。

前者4種類は、感染しても通常の風邪など重度でない症状にとどまりますが、後者2種類はそれぞれSARS(コウモリからヒトに感染)とMERS(ヒトコブラクダからヒトに感染)と呼ばれ、これらは深刻な呼吸器疾患を引き起こすことがあります。

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昨年12月以降、中国の武漢市において、既知6種類のウイルスと一致しない、新型のコロナウイルスに関連した肺炎の発生が報告されました。
以降、世界各地から発生の報告が続いており、国内でも新型コロナウイルス感染症の患者が複数確認されています。

このウイルスの病原体は、ヒト以外の野生動物と推測されますが、まだ何の動物から発生したのかは特定されていません。また、ヒトからヒトへ感染することは確認されていますが、感染の程度については明らかではありません。
 

新型コロナウイルスの症状

新型コロナウイルスの感染経路は「飛沫感染」「接触感染」とされており、感染者と濃厚接触(行動や生活をともにしたり、閉鎖された空間で一定時間ともに過ごす)した場合に感染する可能性があります。
感染してから発症までの潜伏期間は、最大で14日間程度と考えられています。


このウイルスにより肺炎を起こした方の症状として、以下のようなものがあげられます。

  • 発熱
  • 全身倦怠感
  • 咳などの呼吸器症状(重症化すると呼吸困難に陥ることがある)

特に、高齢者や基礎疾患のある方は重症化する傾向にあると言われています。
 

感染拡大の原因のひとつに、発症しても症状が軽い・初期症状に発熱や咳が出ず下痢などの症状から出始めた等、自身が感染しているかどうかの見分けがつきにくく、知らず知らずのうちに感染を広めてしまったことにあるようです。

現段階で、致死率は2~3%程度と推定されていますが、今後、患者数の増加によって、割合が変わってくる可能性があります。

新型のウイルスなので、それに対し有効な抗ウイルス薬やワクチン等は無く、治療は症状への対症療法を行います。
 

新型コロナウイルスの予防方法

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個人でできる予防対策

基本的には通常の感染症(季節性インフルエンザ等)の対策と同様です。
 

<手洗い>

  • 流水と石鹸による手洗いをまめに行う。
  • 外出した後や咳をした後、口・鼻・目などに触る前には手洗いを徹底する。
  • アルコール消毒も有効。
     

<咳エチケット>

  • マスクを着用する。(使い捨てマスクの場合は、使いまわしをしない)
  • 咳をするときは口や鼻をティッシュやハンカチで覆う、もしくは、上着の内側や袖で覆う。
  • 咳を手で押さえたら、そのあと必ず手を洗う。
     

他にも…

  • 人が多く集まる場所は避ける。
  • ドアノブなどの手指がよく触れる場所は、消毒剤を浸したペーパータオルなどでふき取り消毒をする。(消毒剤は次亜塩素酸ナトリウムや消毒用エタノール等が有効。)
     

あまり過敏にならず、季節性インフルエンザと同じように、咳エチケットや手洗いなど普段から努めている感染症対策を、いつも通り継続してください。
 

企業でできる予防対策

  • 社内での情報共有や注意喚起。
  • 出勤後のうがい手洗いを徹底させる。
  • マスク着用を促す。
  • 会議など、複数人が集まる業務を減らす。
  • 在宅勤務を推進し、外出の機会を減らす。
  • 海外出張を延期させる。
  • 海外出張から帰国した者の体調を確認する。
  • 海外赴任者との情報共有。
     

症状が出た時の対処法

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武漢市から帰国・入国した、またそのような方と濃厚接触をした可能性がある方が、咳や発熱等の症状がある場合は、以下の点に注意しましょう。

  • まずマスクの着用と、他の方との接触や外出を控えてください。
  • 事前に医療機関へ連絡した上で、受診してください。
  • 医療機関の受診する際、滞在歴(もしくは濃厚接触)があることを事前に申し出てください。


未知の病が蔓延しだすと、人は不確かな情報に惑わされたり、マスク等の買い占めに奔走したりと、冷静な判断力を失いがちになります。
過剰な心配は、ストレスやパニックを引き起こします。常に確かな情報を元に、冷静に行動しましょう。厚生労働省のHP等、公的機関から発信されている情報が確実です。

 

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急性アルコール中毒に気をつけよう

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12月、1月は年末年始、忘年会や新年会などお酒を飲む機会が増える時期です。楽しい席ではついつい飲みすぎてしまうこともありますが、急性アルコール中毒とならないよう気をつけ、楽しい席としましょう。
 

急性アルコール中毒とは

医学的には、アルコールが体内に入り意識、知覚、感情、行動などが一時的に変化した状態をさし、単なる酔いも含まれます。しかし、一般的には、体にアルコールが入りすぎて健康問題や生命の危険を生じるようになった状態を急性アルコール中毒と呼ぶことが多いです。

短時間に大量のアルコールを摂取することで、呼吸や脳に深刻な影響を受け、昏睡状態になる他、酔った状態で気温の低い室外で寝てしまい、低体温症となる事にも注意が必要です。急性アルコール中毒は死に至る事もあるため、アルコール摂取時は注意しなくてはいけません。 
 

急性アルコール中毒にならないための注意点

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  1. 自分の適量を知るとともに、その日の体調にも注意しましょう
  2. 短時間に多量な飲酒(一気飲み)をすることはやめましょう
  3. お酒が飲めない体質の方は、周囲の人に「お酒が飲めない体質です」と事前に伝えておきましょう
  4. 飲酒の無理強いは、しないようにしましょう
  5. 周囲の人は酔った人に付き添い、一人にしないようにしましょう
  6. 酔った人が吐いた場合、吐いたものが喉に詰まらないように注意しましょう

(東京消防庁) 

適量・適正飲酒

アルコールの適量には個人差がありますが、厚生労働省が推進する「健康日本21」によると、
「節度ある適度な飲酒」は1日平均純アルコールにして約20g程度とされています。飲酒はこの程度を目安とし、ほどよくお酒を楽しみましょう。
 

【アルコール約20gを含む量】

種類

度数

目安

ビール

5度

中瓶1本(500ml)

ワイン

14度

1/4本(180ml)

日本酒

15度

1合(180ml)

焼酎

25度

0.6合(110ml)

ウイスキー

43度

ダブル1杯(60ml)

 

株式会社メディエイト 保健師 新井 望


 

年次有給休暇の計画的付与制度④

年次有給休暇の計画的付与制度の導入例

1. 夏季、年末年始に年次有給休暇を計画的に付与し、大型連休とします。

わが国では、盆(8月)、暮(年末年始)に休暇を設けるケースが多く、これらの休暇に計画的付与の 年次有給休暇を組み合わせることで、大型連休とすることができます。

この方法は、企業もしくは事業場全体の休業による一斉付与方式、班・グループ別の交替制付与方式 に多く活用されています。
 

2. ブリッジホリデーとして3連休、4連休を設けます。

暦の関係で休日が飛び石となっている場合に、休日の橋渡し(ブリッジ)として計画的付与制度を活用し、連休とすることができます。
例えば、土曜日と日曜日を休日とする事業場で祝日が木曜日にある場合、金曜日に年次有給休暇を計画的に付与すると、その後の土曜日、日曜日の休日と合わせて4連休とすることができます。

また、ゴールデンウィークについても、祝日と土曜日、日曜日の合間に年次有給休暇を計画的に付与することで、10日前後の連続休暇を実現できます。

このように、ブリッジホリデーとして休日が飛び石となっている合間に年次有給休暇を取得させることは、事前に年単位で休日、休暇の計画を立てることを可能にします。この方法は、企業もしくは事業場全体の休業による一斉付与方式、班・グループ別の交替制付与方式に多く活用されています。
 

厚生労働省「年次有給休暇の計画的付与制度」より引用
https://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/roudou/gyousei/kinrou/dl/101216_01e.pdf


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年次有給休暇の計画的付与制度③

年次有給休暇の計画的付与制度はさまざまな方法で活用されています。

年次有給休暇の計画的付与制度は、
 1. 企業もしくは事業場全体の休業による一斉付与方法
 2. 班・グルー プ別の交替制付与方法
 3. 年次有給休暇付与計画表による個人別付与方法

などさまざまな方法で活用さ れています。

導入に当たっては、このような方法の中から企業、事業場の実態に応じた方法を選択することになります。
 

1. 企業もしくは事業場全体の休業による一斉付与方式

企業、事業場全体を一斉に休みにできる、もしくは一斉に休みにした方が効率的な業態については、 全従業員に対して同一の日に年次有給休暇を与えるという一斉付与方式の導入が考えられます。
製造部門など、操業をストップさせて全従業員を休ませることのできる事業場などでは、このような活用方法 が取られることが多いようです。

また、企業、事業場全体を休みにしても顧客に迷惑にならないような時期に、この一斉付与方式を導 入するケースが多くなっています。
 

2. 班・グループ別の交替制付与方式

企業、事業場で一斉に休みを取ることが難しい業態については、班・グループ別に交替で年次有給休暇を付与する方式の導入が考えられます。
流通・サービス業など、定休日を増やすことが難しい企業、 事業場では、このような活用方法が取られることが多くなっています。
 

3. 年次有給休暇付与計画表による個人別付与方式

年次有給休暇の計画的付与制度は、個人別に導入することができます。
夏季、年末年始、ゴールデンウィー クのほか、誕生日や結婚記念日など従業員の個人的な記念日を優先的に充てるケースも多いようです。
 

厚生労働省「年次有給休暇の計画的付与制度」より引用
https://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/roudou/gyousei/kinrou/dl/101216_01e.pdf


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