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2019年7月

無期転換ルールをご存じですか

無期転換ルールは、同一の使用者(企業)との間で、有期労働契約が5年を超えて更新された場合、有期契約労働者(契約社員、アルバイトなど)からの申込みにより、期間の定めのない労働契約(無期労働契約)に転換されるルールのことです。

契約期間が1年の場合、5回目の更新後の1年間に、契約期間が3年の場合、1回目の更新後の3年間に無期転換の申込権が発生します。有期契約労働者が使用者(企業)に対して無期転換の申込みをした場合、無期労働契約が成立します(使用者は断ることができません)。

 

契約期間が1年の場合

5回目の更新後の1年間に無期転換の申込権が発生します。

契約期間が1年の場合

 

契約期間が3年の場合

1回目の更新後の3年間に無期転換の申込権が発生します。

契約期間が3年の場合

※平成25(2013)年4月1日以降に開始する有期労働契約が対象です。

雇用止めについて

無期転換ルールの適用を意図的に避けることを目的として、無期転換申込権が発生する前に雇止めをすることは、労働契約法の趣旨に照らして望ましいものではありません。
また、有期契約の満了前に使用者が更新年限や更新回数の上限などを一方的に設けたとしても、雇止めをすることは許されない場合もありますので、慎重な対応が必要です。

 

「有期契約労働者の無期転換ポータルサイト(厚生労働省)」より引用
https://muki.mhlw.go.jp/

 

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年次有給休暇の計画的付与に関する就業規則(時季指定)

休暇に関する事項は就業規則の絶対的必要記載事項(労働基準法第89条)であるため、使用者による年次有給休暇の時季指定を実施する場合は、時季指定の対象となる労働者の範囲及び時季指定の方法等について、就業規則に記載しなければなりません。
 

年次有給休暇の時季指定に関する就業規則の規定(例)

(赤字部分が該当)

(年次有給休暇) 第〇条採用日から6か月間継続勤務し、所定労働日の8割以上出勤した労働者に対しては、10日の年次有給休暇を与える。その後1年間継続勤務するごとに、当該1年間において所定労働日の8割以上出勤した労働者に対しては、下の表のとおり勤続期間に応じた日数の年次有給休暇を与える。

(「通常の労働者の付与日数」の表省略)

2 前項の規定にかかわらず、週所定労働時間30時間未満であり、かつ、週所定労働日数が4日以下(週以外の期間によって所定労働日数を定める労働者については年間所定労働日数が216日以下)の労働者に対しては、下の表のとおり所定労働日数及び勤続期間に応じた日数の年次有給休暇を与える。

(「週所定労働日数が4日以下かつ週所定労働時間が30時間未満の労働者の付与日数」の表と省略)

3 第1項又は第2項の年次有給休暇は、労働者があらかじめ請求する時季に取得させる。ただし、労働者が請求した時季に年次有給休暇を取得させることが事業の正常な運営を妨げる場合は、他の時季に取得させることがある。

4 前項の規定にかかわらず、労働者代表との書面による協定により、各労働者の有する年次有給休暇日数のうち5日を超える部分について、あらかじめ時季を指定して取得させることがある。

5 第1項又は第2項の年次有給休暇が10日以上与えられた労働者に対しては、第3項の規定にかかわらず、付与日から1年以内に、当該労働者の有する年次有給休暇日数のうち5日について、会社が労働者の意見を聴取し、その意見を尊重した上で、あらかじめ時季を指定して取得させる。ただし、労働者が第3項又は第4項の規定による年次有給休暇を取得した場合においては、当該取得した日数分を5日から控除するものとする。


「厚生労働省 年次有給休暇取得促進特設サイト」より引用
https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/jikan/sokushin/jigyousya3.html

 

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夏の皮膚トラブル対策

夏は汗や紫外線、皮膚の露出が増える事などにより皮膚トラブルがおきやすい時期です。
予防・対策で炎症やかゆみを上手にコントロールしていきましょう。

あせもに注意

あせもに注意

高温多湿の夏場は、体温が上昇しやすく、汗をかきやすい季節。
大量の汗をかき、そのまま放置しておくことで、汗に含まれる塩分やほこりなどで、汗の通り道がふさがれてしまいます。
行き場を失った汗は皮膚の内側に溜り、周辺の組織を刺激し炎症を起こします。これが「あせも」です。

首回りや背中などに、ポツポツとした湿疹ができ、多くの場合かゆみを伴います。
乳幼児によくみられますが、大人でもあせもに悩む方は多くいます。
かゆみがあるので、ひっかいてしまい、そこから「とびひ」になることもあります。

あせもの予防としては、出た汗をそのままにしない事が大切です。
タオルで優しく拭き取る、シャワーを浴びる、こまめに着替えるなどしましょう。また、通気性の良い肌着を着用しましょう。

 

日差しに注意

夏は洋服が薄着になり、肌の露出が増えます。強い日差しや強い紫外線による刺激で露出している脚や腕にかゆみを引き起こす事もあります。
また、過度な紫外線を浴びることで、免疫力の低下につながる事もあります。
長時間外にいる場合は、肌の露出をなるべく控えるような服装や日焼け止め、日傘など対策しましょう。

 

乾燥に注意

夏場は湿気が多く、乾燥していないと思われがちですが、エアコンを使用することが多い夏の室内は乾燥にも注意が必要です。過度な乾燥は皮膚の水分を奪いかゆみを引き起こします。
また、涼しい室内と暑い室外との大きな温度差もかゆみの原因になることもあります。
エアコンは冷やしすぎない、風が直接あたるのを避けるとともに、室内の湿度管理にも気をつけましょう。こまめな水分補給で、脱水にも気をつけましょう。

 

かゆみ対策

かゆみ対策

皮膚についた汗や汚れは洗い流し、清潔に保ちましょう。ゴシゴシ洗ったり、強く拭くことは、皮膚への刺激になりますので控えましょう。また、乾燥を防ぐため、保湿を行いましょう。
かゆい所はかかずに、冷たいタオルなどで冷やしましょう。セルフケアでコントロールできなければ、早めに受診しましょう。

 

株式会社メディエイト 保健師 新井 望