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2018年6月

定期健康診断を実施・受診していますか?

定期健康診断は実施・受診が「義務」です

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事業者は、労働安全衛生法第66条及び労働安全衛生規則第44条に基づき、労働者に対して
医師による健康診断を実施しなければなりません。
また、労働者は事業者が行う健康診断を受けなければなりません。頻度としては、1年以内
ごと1回とされています。

過去の判例からも、事業者側は健康診断を実施しない、結果的に従業員が受診しなかった
場合で仮に従業員に何かあった場合、安全配慮義務違反が認められてしまいます。
就業規則等に従い、業務命令として受診を命令する事も必要です。
また、従業員の方は健康診断を受診しなかった場合、懲戒処分が科される事もあります。
健康診断は必ず実施・受診するようにしましょう。
 

定期健康診断の診断項目(法定項目)

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1 既往歴及び業務歴の調査
2 自覚症状及び他覚症状の有無の検査
3 身長、体重、腹囲、視力及び聴力の検査
4 胸部エックス線検査、及び喀痰検査
5 血圧の測定
6 貧血検査(血色素量及び赤血球数)
7 肝機能検査(GOT、GPT、γ-GTP)
8 血中脂質検査(LDLコレステロール、HDLコレステロール、血清トリグリセライド)
9 血糖検査
10 尿検査(尿糖、尿蛋白)
11 心電図検査

上記の項目は法定で定められた検査項目です。
太字の項目は、個々の労働者ごとに医師が省略可能であると認める場合においてのみ省略が可能となります。
個々の労働者について、健康状態の経時的な変化や自他覚症状等を勘案しながら判断することが大切であり、
医師ではない者が年齢等で一律に省略を決めるなどの運用は不適切です。
 

                              株式会社メディエイト 保健師 新井 望
 

肥満について

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日頃の生活習慣が大きく関わっている生活習慣病。生活習慣病はほとんど自覚症状がなく、増え続けて
います。
ご自身の生活習慣を今一度見直してみましょう。今月は肥満についてお伝えします。
 

肥満の基準

◆BMI… 身長と体重から算出される肥満の度合いを判定する数値で、以下の計算式で求められます。

BMI = 体重[kg] ÷ (身長[m] × 身長[m])

BMI 判定
18.5未満 や せ
18.5~25未満 普 通
25以上 肥 満


◆腹囲・・・腹囲(おへそ周り)のサイズは内臓脂肪が蓄積しているかどうかの目安です。

男性85㎝以上、女性90㎝以上の場合、CT検査での内臓脂肪面積100㎠以上に相当し、メタボリック
シンドロームによる動脈硬化が促進される可能性があると考えられます。
 

肥満と病気

「肥満」とは、身体に過剰な脂肪が蓄積した状態のことを言います。
「肥満」そのものは病気ではありません。しかし、増えすぎた内臓脂肪からは悪玉の物質が分泌され、
様々な病気が誘発されます。肥満を軽く考えず、肥満にならないように日頃から気を付けましょう。

◆肥満から起こりうる病気の一例: 糖尿病 高血圧 脂質異常症 脂肪肝 など
 

肥満を予防・改善するために

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食事

・バランスの良い食事を心がけ、1日3食規則正しく食べましょう。
 「一汁三菜」を意識するとバランスの取れた食事になります。

・よく噛んで、腹八分目を心がけましょう。

・低カロリーで、かさが多い食材を選びましょう。

運動

・生活の中で、身体を動かす機会を取り入れましょう。階段を使う、
 一駅分歩く等生活に取り入れやすく習慣にできる事を考えましょう。

・有酸素運動(ジョギング、水泳、サイクリングなど)で脂肪を燃焼させましょう。

・1日10分程度の筋トレで全身の筋肉を活性化させましょう。
 

                           株式会社メディエイト 保健師 新井 望