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2013年4月

鳥インフルエンザ 《Vol.20》

中国本土で鳥インフルエンザが流行しています 

《今年流行している鳥インフルエンザは「H7N9型」》

お隣の国で現在流行中の鳥インフルエンザですが3月31日に中国政府が3人の感染者を公表して以降、4月22日時点で感染者109人(うち死亡者23人)が確定している状況です。
現段階での明確な人・人感染の確証はまだないため、週単位あるいは数日単位でその発表内容も変化しています。

今後海外に出張や旅行に行かれる予定のある方は国立感染症研究所のホームページをチェックすることをお勧めいたします。

※国立感染症研究所 //www.nih.go.jp/niid/ja/

今までは人から人には感染しないはずでしたが・・・

WHOは一貫して鳥インフルエンザは「人・人感染の事実は確認されていない」と公表していましたが、今月20日、国立感染症研究所が発表した「確証は取れていないものの、H7N9型鳥インフルエンザウイルスがヒトに感染し、増殖しやすいように変異している可能性があり、今後世界的大流行を起こすことも否定できない」とのコメントを受けて、WHOも「一部の場所で限定的に人・人感染が発生している可能性」について言及を始めています。

今後、何らかの対策を講じても、いずれ国内に入国した感染者から二次感染の可能性もあり、ウイルスの「ヒトへの親和性」が高まっていることを考慮すると、いつ大流行を起こすか予測ができないため、適切な対応ができるよう企業・個人がそれぞれ正確な情報を把握していくことが重要となってきます。

特に、H7N9型鳥インフルエンザは、治療において早期診断・早期治療により重症例の減少が期待されるため、今後、感染初期の症状(発熱・全身倦怠感・頭痛・筋肉痛・高熱)が出現した場合には専門機関への即時受診が必要です。

専門医の受診をお勧めします

インフルエンザは冬の病気だと思い込んでいませんか?最近のウイルスの変異によって流行時期も変化してきています。季節外れの高熱・筋肉痛・関節痛・頭痛等の症状が出現した場合は海外渡航歴がなくてもまずは近医を受診し、検査を受けるようにしてください。  


株式会社メディエイト産業医 望月香織 (Kaori Mochizuki M.D)


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