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歯の健康を考えよう 《Vol.58-1》

歯と口の健康

6月4日~6月10日は歯と口の健康週間です。 歯と口の健康を考えたことがありますか?
歯と口の健康は、全身の健康とも大きな係わりがあることがわかってきています。
これからも健康に過ごすために、是非、歯と口の健康についても考えてみましょう。

日本歯科医師会は、「歯・口腔の健康は、個人の生涯にわたるQOL(生活の質)の保持に欠かすことが出来ない要素」としています。
調査、研究によると、以下のような関係があることがわかっています。

・残った歯の数が少ない人ほど、寿命が短くなる

・残った歯の数が少ないほど、要介護状態になる危険性が高い

・歯の喪失は、骨密度の減少に影響

・歯周病が心血管疾患の発症リスクを高める

・歯周病は糖尿病と密接に関連している  等

                             株式会社メディエイト 保健師 新井 望

 

五月病にならないために 《Vol.57-2》

五月病にならないために

気分転換をし、ストレスを発散させる

休日は仕事の事は忘れ、自分の好きなことでストレス発散しましょう。
過剰な飲酒は逆効果となりますのでお酒の飲みすぎには注意が必要です。
軽い運動やアロマやヨガ、読書や映画等リラックスできる時間を作りましょう。


一人で悩まない

悩みを溜め込まない事が大切です。日頃から積極的なコミュニケーションで、相談できる環境を作りましょう。
また、仕事以外の場でも家族や友人と積極的にコミュニケーションを取りましょう。信頼できる人に話すだけでもストレスの軽減につながります。
 

規則正しい生活を

食事、睡眠は健康維持の基本です。不規則な食生活、偏った食事は感情をコントロールする神経伝達物質「セロトニン」の不足につながります。栄養バランスのとれた食事を心がけましょう。
また、睡眠は心身の疲労回復に欠かせません。睡眠時間の確保と共に、質の良い睡眠がとれるよう、就寝前に入浴をする、寝る前にTVやPCを見ない等にも気を付けましょう。
 

周囲のサポート

ご自身の周りに、新しい環境で仕事を開始した方はいませんか?新しい環境で働く方が孤立しないように、上司や周囲の方は積極的に声をかけるなどのサポートで、職場全体が気軽に相談・話やすい環境づくりを心がけましょう。
 

                              株式会社メディエイト 保健師 新井 望 

 

五月病対策 -五月病とは- 《Vol.57-1》

五月病とは

新年度を迎え、新社会人、異動など新しい環境で仕事を始められた方が多い時期です。多くの方々が新しい環境で、緊張しながらも日々頑張っている事と思います。
しかし、ゴールデンウィークを過ぎてひと段落する頃から、「やる気が出ない」「気分が落ち込む」 「良く眠れない」「集中できない」「体がだるい」「食欲がない」というような症状が現れる人がいます。これらは「五月病の症状」です。

五月病とは、新しい環境に適応できない事に起因する精神的な症状の総称です。 五月だけではなく、一年を通して環境変化があった後に誰にでも起こる可能性があります。
五月病の多くは一過性の症状であり、適度な休息などで改善されることがほとんどです。 ただし、会社や仕事が苦痛に感じるなど、仕事や生活に支障が出るような場合は早めに医療機関を受診しましょう。医学的な診断名としては、「適応障害」「うつ病」といった診断名が付けられることもあります。

五月病の原因

五月病の原因としては、「新しい職場環境や生活環境に適応できない」「新しい人間関係が築けない」「緊張状態が長い間続いている」「入社や昇進といった目標を達成し、次の目標が見つからずに燃え尽きてしまった」「理想と現実のギャップが埋められない」等があります。

                             株式会社メディエイト 保健師 新井 望

 

メンタル不調にならないために 《Vol.56-2》

メンタル不調にならないために、自律神経のバランスを整えよう

①生活リズムを整えよう

生活に決まったリズムが出てくると、体の中のリズムが整い、自律神経のバランスは乱れにくくなります。
休日もなるべく平日と同じようなリズムを心がけましょう。
 

②バランスの良い食事を心がけよう

1日3食、バランスの良い食事は健康維持の基本です。普段の食事で不足しがちな、ビタミン、ミネラル、カルシウムも積極的に摂りましょう。
 

③十分な休養を心がけよう

十分な睡眠時間には個人差があります。朝すっきり起きられる様な睡眠をとりましょう。日中に体を動かしたり、ゆっくりと入浴する、寝る前にスマホなど強い光を浴びない等にも気を付けましょう。
 

④ストレスを発散させよう

ストレスや悩みは溜め込まず、都度発散するように心がけましょう。誰かに話を聞いてもらったり、趣味や軽い運動など、自分にあった発散方法を見つけましょう。
 

⑤体温調節をしよう

体温調節しやすい衣服を選ぶようにしましょう。入浴や運動、食べ物にも気を付けましょう。
 

                              株式会社メディエイト 保健師 新井 望

 

春のメンタル不調 《Vol.56-1》

春はメンタル不調になりやすい季節

春は気温、気候がとても不安定な時期です。暖かくなったり、寒さが戻ったりする毎日は、私たちの体にも大きなストレスとなります。
気温が不安定な春は、体温調整を担っている自律神経系が、気温のアップ・ダウンに対応するためにいつも以上に働かねばならなくなります。自律神経が変化に対応しきれなくなることで、自律神経のバランスが乱れてしまい、様々な不調を引き起こしてしまいます。 自律神経系がコントロールしている心も不安定になり、イライラ、不安、ゆううつ感、あせり感などが出てきてしまったり、 体調的にも、便秘や下痢などの胃腸障害、体の倦怠感や肩こり、不眠、過眠、頭痛などの体調不良が起こりやすくなります。
また、春は環境が大きく変化する時期でもあります。多くの方が新年度を迎える事で、生活環境、職場環境、人間関係等大きく変化する方が多い時期です。環境の変化は楽しみだけではなく、不安や焦り等を感じる事も多く、大きなストレスとなります。

自律神経とは

自律神経とは、内臓の働きをつかさどる神経で、脈拍や血圧、発汗、消化運動など自分の意思とは関係なく刺激や情報に反応して、体の機能をコントロールしている神経のことです。
自律神経は活動する神経といわれる『交感神経』と、休む神経といわれる『副交感神経』の2つの神経から成り立ち、必要に応じて自動的に切りかわって働くようになっています。

                              株式会社メディエイト 保健師 新井 望

 

花粉症対策について 《Vol.55-2》

花粉症対策(セルフケア)

①花粉症情報をこまめにチェック

②飛散が多い時の外出は控えよう

③外出時にはマスク・メガネを使用しよう

④花粉が付着しやすいウール製の衣類は控えよう

⑤帰宅時は、衣類や髪に付着した花粉を払ってから入室しよう

⑥洗顔、うがい、鼻をかみ花粉を除去しよう

⑦飛散の多い時の布団、洗濯物の外干しは避けよう

⑧飛散が多い時は窓や戸を閉めよう。換気の際は短時間に

⑨こまめに掃除をしよう。特に窓際は念入りに

⑩バランスの良い食事、十分な睡眠を心がけよう

 

初期療法で症状を軽くしよう

花粉が飛散する前、もしくは症状が軽いうちに治療を開始する事を「初期療法」といいます。

初期療法を行うと、症状の発症を遅らせ、飛散シーズン中の症状を和らげる事ができます。

また、初期療法は早期に症状を改善する事もでき、結果として処方される全体のお薬の量を減らすこともできます。

花粉症でお悩みの方は、是非早めに治療を開始してみてはいかがでしょうか。

 

花粉症とは 《Vol.55-1》

花粉症とは

花粉症とは、スギなどの花粉(抗原)が原因となって起こるアレルギー疾患の一つです。

特にスギ花粉は冬の終わりから春にかけて、毎年くしゃみ、鼻水、鼻づまりなどの症状で多くの人を悩ませています。

日本ではスギの他にもヒノキ、イネ、ブタクサ、ヨモギなど約50種類の植物が花粉症を引き起こすとされています。

 

2016年の花粉飛散量の予測

例年より花粉飛散量が上回るのは、東北地方のみ

で、東北地方以外の地域では、例年と同じか下回

るという予測が出ています。

『花粉の飛散量』というのは、夏の気象条件が大き

く影響します。

夏に気温が高く、日照時間が多く、雨が少なかった

場合、花芽が多く形成され、翌春の花粉飛散量が

多くなるのだそうです。

 

感染性胃腸炎の治療と予防について 《Vol.54-2》

ノロウイルスの治療

特別な治療法はなく、症状を軽減するための対処療法が行われます。

食事や下痢止め等は回復を遅らせる事がありますので控えましょう。

下痢や嘔吐が続く際には、脱水症状に注意が必要です。

嘔吐の症状がおさまったら少しずつ水分を補給し、安静に努め、回復期には消化しやすい食事をとるよう心がけましょう。

 

ノロウイルスの感染予防

・感染予防の基本は手洗いの徹底です。トイレの後や、調理・食事の前には、石けんと流水で十分に手を洗いましょう。

・流行時期には、トイレの便座やドアノブ、蛇口等を適宜、次亜塩素酸で消毒しましょう。

・牡蠣などの二枚貝を食べる際には、中心部まで十分(85℃以上で1分以上の加熱)に加熱しましょう。

・便や嘔吐物を処理する時は、使い捨て手袋、マスク、エプロンを着用し、処理後は石けんと流水で十分に手を洗いましょう。

ノロウイルスの消毒にはアルコール消毒ではなく、次亜塩素酸での消毒が有効です。

便や嘔吐物の処理、ノロウイルス感染者が使用した食器や環境の消毒には次亜塩素酸ナトリウムと記載された家庭用漂白剤等を使用し消毒しましょう。

 

感染性胃腸炎とは 《Vol.54-1》

感染性胃腸炎とは

細菌やウイルスなどの病原体による感染症です。ウイルス感染による胃腸炎が多く、毎年秋から冬にかけて流行します。ウイルス性胃腸炎の代表的なものはノロウイルスやロタウイルス等です。

 

新型ノロウイルス

2014年秋に発生したノロウイルスから新しい遺伝子型のノロウイルス「GⅡ・17型」が発見されました。従来のノロウイルスが突然変異し今までにはない遺伝子配列となった可能性が高いとの事です。2015年1月以降はこの新型のウイルスが検出されはじめました。

遺伝子の型が異なる新型では、まだ流行した事がなく人に免疫がないため、大流行の恐れがあります。2015-2016シーズンでの大流行も懸念されており、厚生労働省からも注意が呼びかけられております。

 

感染性胃腸炎の感染経路

・病原体が付着した手で口に触れることによる感染(接触感染)

・汚染された食品(二枚貝等)を食べることによる感染(経口感染)

・残留吐物が乾燥した後に空中を浮遊し、それらを吸い込むことによる感染(空気感染)

 

ノロウイルスの症状

・潜伏期間は1-2日程度

・主な症状は嘔吐、下痢、発熱、腹痛、脱水等

・症状は通常2日程度で消失する(症状が消失後も1週間程度はウイルスが排出されるので注意しましょう)

 

健診結果を活用しましょう - 肝機能② - 《Vol.53-2》

肝機能障害が健康診断で指摘されたら…

健康診断で肝機能異常を指摘された方は、消化器内科専門医がいる医療機関にて再検査を受けてください。採血・腹部エコー、場合によってはCT検査などで、肝機能障害の原因が何かを確かめ、治療が必要かどうかを診断します。

経過によっては、脂肪肝が肝硬変に移行してしまう場合もありますが、そうなるには一般的には10年以上のかかります。しかし何の対策もせずに経過してしまうと、短い期間でも肝機能が悪化する場合がありますので、専門医のアドバイスを元に治療を行って行く事が重要です。


また個人としても、

 ・毎日の食生活や生活習慣の見直し

 ・アルコールや脂質や糖質の取りすぎを控える

 ・適度な運動を定期的に日常生活に取り入れる

などの生活習慣の改善を行いましょう。


肝臓は沈黙の臓器といわれており、肝機能障害があっても初期の頃には目立った症状がなかなか出ない臓器です。しかし病気はゆっくりと進行し、一旦肝硬変になってしまうと、治療方法がかなり限られる上に、腎臓や心臓などの多臓器に大きな影響を及ぼします。

少し正常値から高いだけ…と自己判断せず、専門医での検査・治療をうける事をお勧めします。

株式会社メディエイト産業医 望月香織 (Kaori Mochizuki M.D)