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メンタル不調にならないために 《Vol.56-2》

メンタル不調にならないために、自律神経のバランスを整えよう

①生活リズムを整えよう

生活に決まったリズムが出てくると、体の中のリズムが整い、自律神経のバランスは乱れにくくなります。
休日もなるべく平日と同じようなリズムを心がけましょう。
 

②バランスの良い食事を心がけよう

1日3食、バランスの良い食事は健康維持の基本です。普段の食事で不足しがちな、ビタミン、ミネラル、カルシウムも積極的に摂りましょう。
 

③十分な休養を心がけよう

十分な睡眠時間には個人差があります。朝すっきり起きられる様な睡眠をとりましょう。日中に体を動かしたり、ゆっくりと入浴する、寝る前にスマホなど強い光を浴びない等にも気を付けましょう。
 

④ストレスを発散させよう

ストレスや悩みは溜め込まず、都度発散するように心がけましょう。誰かに話を聞いてもらったり、趣味や軽い運動など、自分にあった発散方法を見つけましょう。
 

⑤体温調節をしよう

体温調節しやすい衣服を選ぶようにしましょう。入浴や運動、食べ物にも気を付けましょう。
 

                              株式会社メディエイト 保健師 新井 望

 

春のメンタル不調 《Vol.56-1》

春はメンタル不調になりやすい季節

春は気温、気候がとても不安定な時期です。暖かくなったり、寒さが戻ったりする毎日は、私たちの体にも大きなストレスとなります。
気温が不安定な春は、体温調整を担っている自律神経系が、気温のアップ・ダウンに対応するためにいつも以上に働かねばならなくなります。自律神経が変化に対応しきれなくなることで、自律神経のバランスが乱れてしまい、様々な不調を引き起こしてしまいます。 自律神経系がコントロールしている心も不安定になり、イライラ、不安、ゆううつ感、あせり感などが出てきてしまったり、 体調的にも、便秘や下痢などの胃腸障害、体の倦怠感や肩こり、不眠、過眠、頭痛などの体調不良が起こりやすくなります。
また、春は環境が大きく変化する時期でもあります。多くの方が新年度を迎える事で、生活環境、職場環境、人間関係等大きく変化する方が多い時期です。環境の変化は楽しみだけではなく、不安や焦り等を感じる事も多く、大きなストレスとなります。

自律神経とは

自律神経とは、内臓の働きをつかさどる神経で、脈拍や血圧、発汗、消化運動など自分の意思とは関係なく刺激や情報に反応して、体の機能をコントロールしている神経のことです。
自律神経は活動する神経といわれる『交感神経』と、休む神経といわれる『副交感神経』の2つの神経から成り立ち、必要に応じて自動的に切りかわって働くようになっています。

                              株式会社メディエイト 保健師 新井 望

 

花粉症対策について 《Vol.55-2》

花粉症対策(セルフケア)

①花粉症情報をこまめにチェック

②飛散が多い時の外出は控えよう

③外出時にはマスク・メガネを使用しよう

④花粉が付着しやすいウール製の衣類は控えよう

⑤帰宅時は、衣類や髪に付着した花粉を払ってから入室しよう

⑥洗顔、うがい、鼻をかみ花粉を除去しよう

⑦飛散の多い時の布団、洗濯物の外干しは避けよう

⑧飛散が多い時は窓や戸を閉めよう。換気の際は短時間に

⑨こまめに掃除をしよう。特に窓際は念入りに

⑩バランスの良い食事、十分な睡眠を心がけよう

 

初期療法で症状を軽くしよう

花粉が飛散する前、もしくは症状が軽いうちに治療を開始する事を「初期療法」といいます。

初期療法を行うと、症状の発症を遅らせ、飛散シーズン中の症状を和らげる事ができます。

また、初期療法は早期に症状を改善する事もでき、結果として処方される全体のお薬の量を減らすこともできます。

花粉症でお悩みの方は、是非早めに治療を開始してみてはいかがでしょうか。

 

花粉症とは 《Vol.55-1》

花粉症とは

花粉症とは、スギなどの花粉(抗原)が原因となって起こるアレルギー疾患の一つです。

特にスギ花粉は冬の終わりから春にかけて、毎年くしゃみ、鼻水、鼻づまりなどの症状で多くの人を悩ませています。

日本ではスギの他にもヒノキ、イネ、ブタクサ、ヨモギなど約50種類の植物が花粉症を引き起こすとされています。

 

2016年の花粉飛散量の予測

例年より花粉飛散量が上回るのは、東北地方のみ

で、東北地方以外の地域では、例年と同じか下回

るという予測が出ています。

『花粉の飛散量』というのは、夏の気象条件が大き

く影響します。

夏に気温が高く、日照時間が多く、雨が少なかった

場合、花芽が多く形成され、翌春の花粉飛散量が

多くなるのだそうです。

 

感染性胃腸炎の治療と予防について 《Vol.54-2》

ノロウイルスの治療

特別な治療法はなく、症状を軽減するための対処療法が行われます。

食事や下痢止め等は回復を遅らせる事がありますので控えましょう。

下痢や嘔吐が続く際には、脱水症状に注意が必要です。

嘔吐の症状がおさまったら少しずつ水分を補給し、安静に努め、回復期には消化しやすい食事をとるよう心がけましょう。

 

ノロウイルスの感染予防

・感染予防の基本は手洗いの徹底です。トイレの後や、調理・食事の前には、石けんと流水で十分に手を洗いましょう。

・流行時期には、トイレの便座やドアノブ、蛇口等を適宜、次亜塩素酸で消毒しましょう。

・牡蠣などの二枚貝を食べる際には、中心部まで十分(85℃以上で1分以上の加熱)に加熱しましょう。

・便や嘔吐物を処理する時は、使い捨て手袋、マスク、エプロンを着用し、処理後は石けんと流水で十分に手を洗いましょう。

ノロウイルスの消毒にはアルコール消毒ではなく、次亜塩素酸での消毒が有効です。

便や嘔吐物の処理、ノロウイルス感染者が使用した食器や環境の消毒には次亜塩素酸ナトリウムと記載された家庭用漂白剤等を使用し消毒しましょう。

 

感染性胃腸炎とは 《Vol.54-1》

感染性胃腸炎とは

細菌やウイルスなどの病原体による感染症です。ウイルス感染による胃腸炎が多く、毎年秋から冬にかけて流行します。ウイルス性胃腸炎の代表的なものはノロウイルスやロタウイルス等です。

 

新型ノロウイルス

2014年秋に発生したノロウイルスから新しい遺伝子型のノロウイルス「GⅡ・17型」が発見されました。従来のノロウイルスが突然変異し今までにはない遺伝子配列となった可能性が高いとの事です。2015年1月以降はこの新型のウイルスが検出されはじめました。

遺伝子の型が異なる新型では、まだ流行した事がなく人に免疫がないため、大流行の恐れがあります。2015-2016シーズンでの大流行も懸念されており、厚生労働省からも注意が呼びかけられております。

 

感染性胃腸炎の感染経路

・病原体が付着した手で口に触れることによる感染(接触感染)

・汚染された食品(二枚貝等)を食べることによる感染(経口感染)

・残留吐物が乾燥した後に空中を浮遊し、それらを吸い込むことによる感染(空気感染)

 

ノロウイルスの症状

・潜伏期間は1-2日程度

・主な症状は嘔吐、下痢、発熱、腹痛、脱水等

・症状は通常2日程度で消失する(症状が消失後も1週間程度はウイルスが排出されるので注意しましょう)

 

健診結果を活用しましょう - 肝機能② - 《Vol.53-2》

肝機能障害が健康診断で指摘されたら…

健康診断で肝機能異常を指摘された方は、消化器内科専門医がいる医療機関にて再検査を受けてください。採血・腹部エコー、場合によってはCT検査などで、肝機能障害の原因が何かを確かめ、治療が必要かどうかを診断します。

経過によっては、脂肪肝が肝硬変に移行してしまう場合もありますが、そうなるには一般的には10年以上のかかります。しかし何の対策もせずに経過してしまうと、短い期間でも肝機能が悪化する場合がありますので、専門医のアドバイスを元に治療を行って行く事が重要です。


また個人としても、

 ・毎日の食生活や生活習慣の見直し

 ・アルコールや脂質や糖質の取りすぎを控える

 ・適度な運動を定期的に日常生活に取り入れる

などの生活習慣の改善を行いましょう。


肝臓は沈黙の臓器といわれており、肝機能障害があっても初期の頃には目立った症状がなかなか出ない臓器です。しかし病気はゆっくりと進行し、一旦肝硬変になってしまうと、治療方法がかなり限られる上に、腎臓や心臓などの多臓器に大きな影響を及ぼします。

少し正常値から高いだけ…と自己判断せず、専門医での検査・治療をうける事をお勧めします。

株式会社メディエイト産業医 望月香織 (Kaori Mochizuki M.D)

 

健診結果を活用しましょう - 肝機能① - 《Vol.53-1》

肝臓の主な機能

肝臓は人間の体の中で最も大きな臓器で、右脇腹の肋骨の内側に位置し、
重さは成人で1.2~1.5kgあります。

その主な機能は以下の4つです。

 1. 体に入ってきた栄養分(糖・タンパク質・脂質など)を分解・蓄える

 2. 薬剤やアルコールなどの有毒物質の分解・排泄

 3. 脂肪の消化・吸収を助ける胆汁の生成

 4. 補体(病原菌排除をつかさどる)の生成 など
 

肝機能障害の原因と症状

以下は、肝機能障害の主な原因とされるものです。

  1. 肝炎ウイルス(A・B・C型等)、EBウイルスなどの感染によるウイルス性肝炎

  2. 薬剤性肝炎

  3. 膠原病などによる自己免疫性肝炎

  4. 脂肪肝  など

また、肝臓周囲の臓器であるすい臓の炎症や胆のう炎、肝内結石や総胆管結石などでも肝機能障害が起こります。

肝機能障害の初期症状には、食欲低下・微熱・上腹部の違和感・倦怠感などがありますが、あまり典型的な症状は認められず、風邪などの症状によく似ていることから、肝機能障害が発見される事なく経過してしまう場合が多くみられます。しかし症状が進行・悪化すると黄疸が出現します。

株式会社メディエイト産業医 望月香織 (Kaori Mochizuki M.D)

 

ドライアイの治療とセルフケア 《Vol.52-3》

眼科では、角膜の状態をチェックしたり(生体染色検査など)、ドライアイの確定診断をするための検査(シルマー試験、涙液層破壊時間など)がいくつか行われます。

また採血によって膠原病の有無のチェックなども行われ、診断が確定した場合には、人口涙液や涙点プラグ挿入等の治療を行います。
 

ドライアイと診断された方や眼精疲労のある方、コンタクトレンズを装用している方は、

 ・VDT使用時には専門のメガネをかける
 ・こまめに目薬をさす
 ・15~30分おきには目を閉じて眼瞼のマッサージを行う

などの対処を行って頂くことをお勧めします。


株式会社メディエイト産業医 望月香織 (Kaori Mochizuki M.D)

 

ドライアイの症状と原因 《Vol.52-2》

ドライアイの症状と原因

1. 眼症状: 視力低下、眼球の異物感、流涙、眼瞼の痙攣
 
2. ドライアイに伴う全身症状: 頭痛、頚部痛、背中の痛み、手指のしびれ、疲労感、倦怠感、めまい、
                吐き気、不安感
 

症状の程度は様々ですが、症状が出ていても、専門医で検査や治療を受けている方は、実際にはあまり多くありません。

またドライアイの原因は、瞬き不足や眼精疲労だけでなく、膠原病と呼ばれる全身の疾患や、薬剤によって引き起こされる場合もあり、適切な検査や治療を行わず放置していると、重度のドライアイから視力障害を引き起こすこともあります。眼精疲労や視力低下は自己判断せず、専門医を受診して精査を受けることをお勧めします。

近年は、企業の検診項目にもVDT健診が入ってくるようになっており、通常の視力検査以外にも、眼底検査や眼圧検査などが行われています。 

株式会社メディエイト産業医 望月香織 (Kaori Mochizuki M.D)