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健診結果を生活改善に活かそう ~脂質~

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脂質異常、放置すると

血液中に脂質が多い状態が続くと、血管で動脈硬化が進行し、血管の内側の壁にコレステロールなどが
沈着して血管が狭くなったり、血管が弾力を失って硬くなったりして血流が悪くなります。
動脈硬化が進行すれば、狭心症や心筋梗塞、脳出血や脳梗塞など、命にかかわる病気を引き起こします。
 

脂質異常症とは

血液中のLDLコレステロールや中性脂肪が増えすぎたり、HDLコレステロールが減りすぎたりする病気です。
脂質の値に異常が生じても自覚症状はほとんどないため放置してしまう人が多くみられます。

脂質異常症は食事や運動といった生活習慣が原因の8割程度となっています。また、遺伝子異常により、
生活習慣に関係なく発症する脂質異常症もあります。

女性では、閉経を迎えるとエストロゲンの分泌量が減少する事で、脂質異常症を起こしやすくなるため、
50歳を過ぎると女性の頻度が急増します。
 

脂質を調べる検査(基準範囲)

HDLコレステロール(40-119㎎/dl)、LDLコレステロール(60-139㎎/dl)、
中性脂肪(30-149㎎/dl)
 

脂質異常症予防のためのポイント

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飲酒や喫煙に注意しましょう

アルコールの過剰摂取も脂質異常症の原因の一つです。タバコはHDLコレステロールを減らす
作用があることが知られています。アルコールは適量とし、禁煙を心がけましょう。

脂質の摂りすぎに注意しましょう

肉の脂身を少なくしたり、動物性の脂肪を控える。また卵黄等コレステロールが多く含まれる食品
を摂りすぎないよう注意が必要です。

食物繊維をたくさん摂りましょう

根菜類、キノコ類、海藻類等、食物繊維を豊富に含む食材を積極的に摂りましょう。
動脈硬化を抑制する効果があります。

無理のない適度な運動を習慣化しましょう

ウォーキングや水中運動などの有酸素運動を行いましょう。1日30分以上、習慣化することが
大切です。

                        株式会社メディエイト 保健師 新井 望
 

減量プランの作成

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先月は肥満予防についてお伝えしました。今月は減量する際のプランニングシートをご紹介します。  

減量プランの作成

1kgの脂肪は約7000kcal

体重1kg(=腹囲1cm)減らす為には、今現在の生活習慣から7000kcal減らす必要があるのです。
下記のプランニングシートで、減量の目標、目標達成までの期間を決め、1日をあたりどのくらい
エネルギーを減らす必要があるのか計算してみましょう。

 

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◆例)現在の体重:60kg⇒目標体重:57kg  標準コース(1ヶ月1kg減のペース)の場合   

・現在の体重60kg-目標体重57kg=3kg減なので、3ヶ月必要。   
・体重3kg減量する場合、(7000kcal×3kg=21000kcal)を減らす。   
・21000kcal÷90日(3ヶ月×30日)≒233kcal   
・1日あたり233kcal消費すれば、3ヶ月で3kg体重が減る   
⇒私は、食事で毎日100kcal、運動で133kcal減らす事を目標として頑張る!!  

◆1日あたりのカロリー消費は、食事、運動の両方で消費する事が望ましいです。   
また消費できなかった日があれば、その分はその週のうちに消費する事が望ましいです。
                                  

                         株式会社メディエイト保健師 新井 望

 

定期健康診断を実施・受診していますか?

定期健康診断は実施・受診が「義務」です

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事業者は、労働安全衛生法第66条及び労働安全衛生規則第44条に基づき、労働者に対して
医師による健康診断を実施しなければなりません。
また、労働者は事業者が行う健康診断を受けなければなりません。頻度としては、1年以内
ごと1回とされています。

過去の判例からも、事業者側は健康診断を実施しない、結果的に従業員が受診しなかった
場合で仮に従業員に何かあった場合、安全配慮義務違反が認められてしまいます。
就業規則等に従い、業務命令として受診を命令する事も必要です。
また、従業員の方は健康診断を受診しなかった場合、懲戒処分が科される事もあります。
健康診断は必ず実施・受診するようにしましょう。
 

定期健康診断の診断項目(法定項目)

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1 既往歴及び業務歴の調査
2 自覚症状及び他覚症状の有無の検査
3 身長、体重、腹囲、視力及び聴力の検査
4 胸部エックス線検査、及び喀痰検査
5 血圧の測定
6 貧血検査(血色素量及び赤血球数)
7 肝機能検査(GOT、GPT、γ-GTP)
8 血中脂質検査(LDLコレステロール、HDLコレステロール、血清トリグリセライド)
9 血糖検査
10 尿検査(尿糖、尿蛋白)
11 心電図検査

上記の項目は法定で定められた検査項目です。
太字の項目は、個々の労働者ごとに医師が省略可能であると認める場合においてのみ省略が可能となります。
個々の労働者について、健康状態の経時的な変化や自他覚症状等を勘案しながら判断することが大切であり、
医師ではない者が年齢等で一律に省略を決めるなどの運用は不適切です。
 

                              株式会社メディエイト 保健師 新井 望
 

肥満について

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日頃の生活習慣が大きく関わっている生活習慣病。生活習慣病はほとんど自覚症状がなく、増え続けて
います。
ご自身の生活習慣を今一度見直してみましょう。今月は肥満についてお伝えします。
 

肥満の基準

◆BMI… 身長と体重から算出される肥満の度合いを判定する数値で、以下の計算式で求められます。

BMI = 体重[kg] ÷ (身長[m] × 身長[m])

BMI 判定
18.5未満 や せ
18.5~25未満 普 通
25以上 肥 満


◆腹囲・・・腹囲(おへそ周り)のサイズは内臓脂肪が蓄積しているかどうかの目安です。

男性85㎝以上、女性90㎝以上の場合、CT検査での内臓脂肪面積100㎠以上に相当し、メタボリック
シンドロームによる動脈硬化が促進される可能性があると考えられます。
 

肥満と病気

「肥満」とは、身体に過剰な脂肪が蓄積した状態のことを言います。
「肥満」そのものは病気ではありません。しかし、増えすぎた内臓脂肪からは悪玉の物質が分泌され、
様々な病気が誘発されます。肥満を軽く考えず、肥満にならないように日頃から気を付けましょう。

◆肥満から起こりうる病気の一例: 糖尿病 高血圧 脂質異常症 脂肪肝 など
 

肥満を予防・改善するために

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食事

・バランスの良い食事を心がけ、1日3食規則正しく食べましょう。
 「一汁三菜」を意識するとバランスの取れた食事になります。

・よく噛んで、腹八分目を心がけましょう。

・低カロリーで、かさが多い食材を選びましょう。

運動

・生活の中で、身体を動かす機会を取り入れましょう。階段を使う、
 一駅分歩く等生活に取り入れやすく習慣にできる事を考えましょう。

・有酸素運動(ジョギング、水泳、サイクリングなど)で脂肪を燃焼させましょう。

・1日10分程度の筋トレで全身の筋肉を活性化させましょう。
 

                           株式会社メディエイト 保健師 新井 望

 

健診結果を生活改善に活かそう ~尿酸値~

尿酸値の異常、放置すると

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尿酸値が高い状態を「高尿酸血症」と言います。
高尿酸血症を放置すると、尿酸が結晶化して体内に蓄積し様々な病気を発症する原因となります。

最も代表的な病気は、「痛風発作」と呼ばれ、急性関節炎(激痛)がおこります。
痛風発作は足の親指、足の甲や足首、膝などでおこり、通常は1週間程度で自然に治まりますが、
尿酸結晶が腎臓にたまり腎機能障害を起こすと、尿毒症や腎不全など命にかかわる病気につながる
危険もあります。
 

尿酸とは

「プリン体」という物質が体内で分解された後にできる老廃物です。プリン体はエネルギー物質で
常に体内で作られていますが、健康な状態であれば、血液を流れたあと尿や便、汗などで排出されます。
 

尿酸値を調べる検査

(基準範囲) 尿酸(2.1~7.0㎎/dl)
 

痛風予防のためのポイント

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プリン体の多い食品、塩分の多い食品を控えましょう  

肉や魚の内臓、魚卵などプリン体が多く含まれるものの摂りすぎに注意しましょう。  
高血圧は痛風に頻度の高い合併症です。塩の摂りすぎにも注意しましょう。

お酒は適量を心がけましょう  

アルコール自体に尿酸値を上げる作用があります。プリン体の少ないアルコールであっても  
飲みすぎには注意しましょう。

水やお茶をたくさん飲みましょう  

たくさんの尿で尿酸を排泄するため、水やお茶を1日2L以上飲みましょう。

適度な運動をしましょう  

無酸素運動は尿酸値を上げる原因になります。有酸素運動を続けましょう。
 

                       株式会社メディエイト 保健師 新井 望
 

健康診断で自分自身の体調をチェックしましょう。

健康診断を受けましょう

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なかなか健康診断を受ける時間が取れず、何年も先延ばしになっている方もいらっしゃると思いますが、やはり健康を維持する為には「健康診断」で定期的に自分自身の体調や体の状態をチェックすることが大切です。

健康診断では、高血圧・糖尿病・高脂血症などの生活習慣病や、各種の癌などの病気を早期に発見できるだけでなく、検査結果に異常があった場合、それぞれの疾患に合わせて、医師を始め看護師・栄養士・薬剤師などから、生活習慣や食生活・内服薬に関する相談や指導を受けることが出来たり、より詳しい精密検査が必要な場合には、各専門医を紹介して貰うことが可能です。
 

健診結果を共有しましょう。

私が消化器内科医師として長い間健康診断に関わってきた経験から、全ての患者様に個人的にお勧めしていることがあります。

健康診断は、まず定期的に受けて頂くのが最初の第1ステップですが、その次の第2ステップとして大切な事は、健康診断の結果について医者からの指導を受けるだけでなく、検査結果をご家族や特に親しいご友人と共有したり、健康に関して話し合うきっかけにして頂きたいということです。

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健康診断の結果は個人的な事であるために、家族をはじめとして周りの親しい方々で話し合うことをされていない方も多いのですが、健康問題を解決する為には、日常生活の食事療法や運動療法が薬物治療と同じくらい重要であり、さらにご家族や周りのご友人の協力があると、治療効果がアップすることが多い為です。

また自分以外の人と健康について話し合うことをきっかけに、自分の生活習慣の問題点が見えてきたり、ほかの方の生活習慣から、取り入れやすい方法を学ぶ機会が生まれます。

実際に、長い間ご家族にはご自身の疾患に関してお話しされていなかった方が、その疾患が原因となる深刻な病状になられてからご家族が知る場合も多く見られます。

ご自身の為だけでなく、将来的にご家族に関わる糖尿病や緑内障などの遺伝性の疾患や、家族内で感染する可能性のあるヘリコバクターピロリ感染症などもありますので、健康診断を受け取り、医師からの指導を受けた後には、周りの親しい方々と健康について話し合う機会を設けて頂きたいと思います。
 

                   株式会社メディエイト 産業医 望月 香織 (Kaori Mochizuki M.D)
 

禁煙しよう

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毎年5月31日はWHOが定める「世界禁煙デー」です。
自分自身や、身近な方の健康を守る為にも世界禁煙デーをきっかけに、禁煙しましょう。
 

たばこと有害物質

たばこには、ニコチン、タール、一酸化炭素など、200種類以上の有害物質が含まれています。
近年、大気中に浮遊しているPM2.5による健康被害が懸念されていますが、実はたばこの煙にもPM2.5の粒子が多く含まれており、大気中のPM2.5よりも毒性が強いとされています。

たばこの煙は、肺がんをはじめとする多くの癌や呼吸器疾患、脳卒中や心筋梗塞、歯周病や胃潰瘍など様々な病気を引き起こし、喫煙を続ければ身体にどんどん悪影響を及ぼします。
そのリスクは喫煙者だけではなく、受動喫煙にさらされた周囲の人にも及びます。
 

喫煙とメンタルヘルス

たばこがストレス緩和につながると思っていませんか?
実は、喫煙者は非喫煙者に比べ、うつ病や不安障害にかかる確率が70%も高いとの結果もあります。

喫煙者の中には、喫煙が不安やストレスを軽減すると思っている方もいると思いますが、実際には、喫煙によるリラックス効果は一時的なものなので、すぐにたばこに対する禁断症状と吸いたい欲求に取って代わられます。

長期喫煙していた人でも、禁煙に成功すると、うつ病や不安障害の割合は非喫煙者と同等に下がる様です。
また、禁煙に成功するとこで、ストレスの根本原因を減らす事もできます。 禁煙で、身体と心を健康にしましょう。
 

禁煙治療

以下の要件を満たしていれば、保険診療(自己負担3割)で禁煙治療が可能です。

①前回の治療の初回診療日から1年経過していること。

②健康保険が適用される「禁煙治療を受けるための要件」4点を満たしていること。  
 □ ニコチン依存症を診断するテストで5点以上  
 □ 35歳以上で、〔1日の平均喫煙本数×これまでの喫煙年数〕が200以上  
 □ 1ヶ月以内に禁煙を始めたいと思っている  
 □ 禁煙治療を受けることに文章で同意している

③健康保険で禁煙治療が受けられる医療機関であること。 

禁煙は自分一人ではなかなか達成できないので、病院でのサポートを受けながら禁煙を続けてみませんか?
                                               

                             株式会社メディエイト 保健師 新井 望
 

麻疹の罹患予防について

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2018年は特に海外から訪れた人が感染源となって、はしか(麻疹)に罹患する方が急増しています。
通常、麻しんは毎年春から初夏にかけて流行が見られ、特にアジア地区(タイ、フィリピン、台湾、
インドネシア等)に旅行された方や観光客から罹患する機会が増えています。

人の行き来が増えるゴールデンウィークに感染が更に広がる恐れがあり、厚生労働省も各自の
予防接種歴の確認や罹患歴を確認するなど、麻疹の罹患予防を推奨しています。
 

はしか(麻疹)とは?

パラミクソウイルス科に属する麻しんウイルスの感染によって起こる急性熱性発疹性の感染症です。
麻しんウイルスは人のみに感染するウイルスであり、感染し発症した人から、また別の人へと感染
していきます。

感染力は極めて強く、麻しんに対して免疫がない人や全く麻疹の予防接種を受けていない方が麻しん
ウイルスに感染すると90%以上が発病します。
 

潜伏期間

感染後10-12日を経て発症
 

症状

1 38度以上の高熱と風邪症状(咳・鼻水・喉の痛み)と結膜炎症状が出現。稀に下痢・腹痛も伴う

2 口の中に1-2mmの発疹が出現。
↓ 
3 口内炎が消失し、少し解熱するが半日くらいで再度 38度以上の高熱が再度出現

4 耳後部、頚部、前額部から鮮紅色扁平な発疹が出現し、翌日には顔面、体幹部、上腕におよび、
  2日後には四肢末端にまで発疹が広がり、38-39度台の発熱が3~4日間続く。

5 解熱し、発疹は退色し、色素沈着がしばらく残り、僅かの糠様落屑残り、喉の痛みなどの風邪
  症状も次第に軽快する。 脳炎や心筋炎などの重篤な合併症のないかぎり7~10日後には回復する。
 

感染力

麻疹のウイルスは非常に感染力が強く、せきやくしゃみを浴びた場合だけでなく、空気中のウイルス
を吸い込んでも感染します。
 

重症化

麻疹はときにウイルスが脳や心筋に入り込み、脳炎や心筋炎を引き起こし、稀に後遺症が残って
しまう場合もあります。
 

予防接種

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日本では、H18年から乳児期に1回だけだった定期接種を2回に増やしましたが、S53年からH18年
生まれの方は1度しか麻疹予防接種を受けていない場合が多いこと、また40~50年前に比べて
幼児期に麻疹に自然罹患する確立が少なくなっていることから、麻疹の抗体を十分に持っていない方が
多く、免疫が十分でない事から、近年罹患の可能性が高まっています。

また、幼少期に"はしかに罹患した経験がある"と思っていた方でも、発疹は小児期に罹患する様々な
別の感染症でも見られる症状の為、実際にははしかには感染しておらず抗体を持っていなかったり、
予防接種を一回受けていても抗体値が充分でない場合もある為、家族やご自身の記憶に頼らずに、
抗体を充分に持っているかどうかを医療機関で改めて確かめることを厚生労働省も推奨しています。
 

費用

成人の場合は、風疹との混合ワクチンの任意接種と抗体検査は全額自己負担になります。
それぞれ自由診療の為、初診料+検査料がかかりますが、各市町村で費用を助成している自治体があります。
 

麻疹ワクチンの注意事項

麻疹ワクチンは、いわゆる病原体となるウイルスや細菌の毒性を弱めて病原性をなくしたものを原材料として
作られた"生ワクチン"の為、妊娠を希望される女性は8週間(2ヶ月間)の避妊が必要です。

また、接種を受けた方全員がワクチン接種後10~14日間に、発疹・発熱などが出現してしまう可能性は軽度
ですが(5-13%程度)ある為、ワクチン接種後に頭痛、高熱、風邪症状、口内炎、発疹が出現した場合には
早急に医療機関を受診する必要があります。
 

まとめ

海外旅行は勿論、主要な駅、空港、観光地など、人がたくさん集まる場所にゴールデンウィークに行く予定の
ある方は、まずご自身の予防接種歴を確認し、抗体検査を受けて頂いて充分な抗体価を持っているかどうかを
確認し、抗体価が充分でなかった場合には、早めのワクチン接種をお勧めします。
 

                   株式会社メディエイト 産業医 望月 香織 (Kaori Mochizuki M.D)
 

健診結果を生活改善に活かそう ~血圧~

血圧の異常、放置すると…

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血圧が高い状態が長く続くと、血管に強い負担がかかって血管が傷つき、弾力性がなくなったり、
内壁が狭くなったりする動脈硬化が進行します。
また、高血圧は、脳卒中や心疾患、慢性腎臓病などといった重大な病気につながる危険があります。
最近の研究では、脳卒中は高血圧の影響が大きい事が明確になっています。
 

血圧を調べる検査

収縮期血圧(最大血圧)、拡張期血圧(最小血圧)

【 成人血圧値の分類 】     

※Ⅰ度・Ⅱ度・Ⅲ度が高血圧  (日本高血圧学会「高血圧治療ガイドライン2014」より)

分類 収縮期血圧(最高血圧) /  拡張期血圧(最低血圧)
 至適血圧  <120 かつ <80
 正常血圧  120~129 かつ / または 80~84
 正常高値血圧  130~139 かつ / または 85~89
 Ⅰ度高血圧  140~159 かつ / または 90~99
 Ⅱ度高血圧  160~179 かつ / または 100~109
 Ⅲ度高血圧  ≧180 かつ / または ≧110
 (孤立性)収縮期高血圧  ≧140 かつ <90

血圧を上げないためのポイント

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食塩の摂りすぎに注意しましょう

1日の塩分摂取目標量は、男性8g未満、女性7g未満、高血圧の方は6g未満です。
薄味を心がけ、天然だしやレモン、ゆず、こしょうなどを使い、醤油や塩を減らしましょう。
また、野菜や果物からカリウムやマグネシウムなどのミネラルを摂りましょう。
カリウムには、腎臓から余分な塩分(ナトリウム)を排出する働き、マグネシウムはその働きを助けます。

適度な運動をしましょう

適度の運動は高血圧を改善する効果があります。

節酒を心がけ、禁煙しましょう

アルコールは一時的には血流をよくし、血圧を下げる効果もみられますが、飲みすぎると反対に
血圧を上げます。また、喫煙は動脈硬化を促進させます。

ストレスを解消しましょう

                             株式会社メディエイト 保健師 新井 望

 

春バテ対策

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春は気候の変化や生活環境の変化等によりストレスも多く、春の不調「春バテ」を感じやすい時期です。
今回は、春バテ症状と解消法をご紹介いたします。 新年度を迎える時期でもあり何かと忙しいと思い
ますが、健康管理をして元気に新年度をスタートしましょう。
 

春バテの症状

身体的不調・・・「肩こり」「手足の冷え」「身体の倦怠感」など

精神的不調・・・「気分の落ち込み」「イライラする」「憂鬱になる」など

睡眠の乱れ・・・「夜眠れない」「目覚めが悪い」「日中の眠気が強い」など
 

春バテの原因

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①生活環境の変化 春は生活環境や、職場環境が変わる時期でもあり、緊張やストレスが大きくなり
 自律神経が乱れて不調が起こりやすくなります。

②めまぐるしい気圧の変化 春先は、低気圧と高気圧が頻繁に入れ替わり、天気や気温がめまぐるしく
 変化します。そのため、自律神経が乱れやすく不調になりやすいのです。
 また、低気圧では、空気中の酸素が少し減る為、身体のだるさ、眠気が起こりやすくなります。

③激しい寒暖 春先は、天気も変わりやすく寒暖差が激しくなります。
 また、薄着になる方も多く身体が冷えやすくなります。5℃以上の温度変化は自律神経の乱れを
 招きやすくなり、不調の原因となります。
 

春バテの解消法

深呼吸(腹式呼吸)

横隔膜を大きく動かすことで内臓の動きが活発になり、血流が良くなります。
しばらく続けていると副交感神経が優位になりストレスが軽減されます。

適度な運動

適度な運動は、血のめぐりの改善とストレス解消になります。

体内時計のリセット

朝起きたらカーテンを開けて日光を浴びましょう。毎朝同じ時間に体内時計をリセットする事で、
規則正しい生活を送りやすくなり自律神経を整えやすくなります。

入浴でリラックス

ぬるめのお湯(38~40℃)にゆっくりつかりましょう。副交感神経が優位になりリラックスできます。

バランスの良い食事

1日3食、腹八分目の食生活を心がけましょう。食物繊維やカルシウム、ビタミンが自律神経を
整えるためにはお勧めです。

十分な睡眠時間の確保

十分と感じる睡眠時間には個人差はありますが、朝スッキリと目覚められる程度の睡眠時間を
確保しましょう。早寝、早起きを心がけましょう。  
                                    

                          株式会社メディエイト 保健師 新井 望