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健診結果を生活改善に活かそう ~肝臓~

肝臓の異常、放置すると…  

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肝臓は人の体で最も大きい臓器で、体重の約50分の1を占めています。  

肝臓の主な働きは、
①体に必要な蛋白の合成・栄養の貯蔵
②有害物質の解毒・分解
③食べ物の消化に必要な胆汁の合成・分泌など  

体にとって重要な機能を持っていますが、障害が起こるとこれらの機能が働かなくなってしまいます。
肝臓は「沈黙の臓器」と呼ばれ、障害が起こっても症状が現れにくい臓器です。異常に気付いた時には病状がかなり悪化していることも少なくありません。
検査値に異常が見られた場合は必ず精密検査を受けましょう。また、肥満解消や適性飲酒など生活を見直しましょう。
 

肝機能を調べる検査(基準範囲)  

GOT(30以下)、GPT(30以下)、γ-GTP(50以下)  

総たんぱく(6.7-8.3)、ALP(100-325)アルブミン(3.8-5.3)  

HBs抗原(陰性)、HCV抗体(陰性) など
 

肝臓病予防のためのポイント

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適性飲酒

飲酒は適量を守り、週2日は休肝日を作りましょう。

 <節度ある適度な飲酒量(純アルコール約20gを含む量)>
 ビール(5度)   :中瓶1本(500ml)
 日本酒(15度)   :1合(180ml)
 焼酎(25度)    :0.6合(約110ml)
 ウイスキー(43度) :ダブル1杯(60ml)
 ワイン(14度)   :1/4本(約180ml)
 缶チューハイ(5度):1.5缶(約520ml)

 ※「健康日本21」参照
 ※( )内はアルコール度数

肥満解消

適度な運動を継続的に行うことが大切です。運動習慣を身につけましょう。

ウイルス性肝炎

B型・C型肝炎は、慢性肝障害や肝がんに移行することがあります。感染が認められた場合は適切な治療が必要です。
                           

                             株式会社メディエイト 保健師 新井 望
 

花粉症

花粉症とは

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花粉症とは、スギなどの花粉(抗原)が原因となって起こるアレルギー疾患の一つです。 特にスギ花粉は冬の終わりから春にかけて、毎年くしゃみ、鼻水、鼻づまりなどの症状で多くの人を悩ませています。今や4人に1人は花粉症とも言われています。 日本ではスギの他にもヒノキ、イネ、ブタクサ、ヨモギなど約50種類の植物が花粉症を引き起こすとされています。
 

花粉症の症状の特徴

くしゃみ・・・立て続けに何度も出る。
鼻    水  ・・・透明でさらさらしている。(風邪は初めさらさらでも、数日で黄色く粘り気がでる)
鼻づまり・・・両方の鼻が詰まり、鼻で息ができない事がある。これにより、口呼吸となる事で、
         口の渇き、咳が出る、匂いや味覚が感じ難くなる、眠れなくなる等の症状も出る事もある。
 

初期療法で症状を軽減しましょう

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病気の治療は症状が出てから行うのが一般的ですが、花粉症の場合は症状が出る前からの治療が認められています。その一つが、 「初期療法」です。

花粉症の症状がでる前からお薬による予防治療を始めていると、症状の発症を遅らせ、飛散シーズン中の症状をやわらげる事ができます。また、早期に症状を改善させることもでき、結果として処方される全体のお薬の量を減らすこともできます。

初期療法の開始時期は、花粉が飛び始める2週間位前から治療を開始する事が最も効果的とされています。 2017年の花粉の飛散開始時期は例年並み、2月上旬 には九州北部・中国・四国・東海地方の一部から花粉 シーズンが始まり、関東甲信地方では2月中旬に花粉 シーズンに入る見込みとなっているようです。 花粉症でお悩みの方は、是非早めに医療機関を受診し 医師にご相談されることをお勧めします。

また、花粉症のピーク時期は年度末でもあり、忙しい時 期でもあります。不規則な生活や乱れた食事、ストレス フルな状態は症状を重くすることもあります。日頃から規 則正しい生活を心がけ、体調管理を行い、忙しい年度末 を乗り切りましょう。    
                                                  

                              株式会社メディエイト 保健師 新井 望
 

献血に協力してみませんか?

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新しい年を迎え、仕事もプライベートも気持ちを新たにされた方も多いと思います。
新たな目標にプラスα、身近なボランティアにも取り組んでみませんか?
 

なぜ献血が必要なの?

血液は人間の生命維持のため欠くことのできない機能を担っています。その血液は今のところ人工的に作ることができません。ですので、病気や怪我で血液が必要となった患者さんは、健康な方から献血で分けていただいた血液を輸血する必要があります。

また、血液は有効期限が定められており、血小板製剤は4日、赤血球製剤は21日と短くなっているので、年間を通して定期的な献血が必要とされています。
 

冬場は血液が不足しやすい時期です

例年、冬場になると輸血用の血液が不足します。これは、風邪など体調を崩す方が多い事や、学校や企業の団体協力が得られにくくなる事など、献血協力者数が減少することで血液の確保が困難になるためです。輸血用血液を必要とする患者さんには季節は関係ないため、冬場でも十分な血液確保が必要になります。
 

献血で自分の健康チェックもできます

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献血に協力頂くことでメリットもあります。 その一つがご自身の健康チェックができる事です。希望者には献血協力後2週間程度で、生化学検査7種類、血球計数検査8種類の結果が郵送にて通知されます。 職場で受ける健康診断は基本的には年1回ですので、それ以外にもご自身の健康をチェックできる機会が得られます。

また、その他にも希望者にはB型肝炎、C型肝炎、梅毒検査、HTLV-1抗体検査で異常があった場合には結果を通知してくれるサービスもあります。 血液を少し抜くことで体は血液を作ろうとするため、血流が良くなる事もあります。
 

献血にご協力頂けない方

輸血を受ける患者さん、献血にご協力頂く方、双方の安全確保の為、献血ご遠慮頂く場合があります。 詳しくは、各県の赤十字センターHPや各献血ルームにお問い合わせ頂くことでご確認ください。
献血は体調の良いとき、献血後余裕のある時(スポーツや重労働、飲み会など無い時)にお願いします。
 

                            株式会社メディエイト 保健師 新井 望

 

職場の快適環境 ~職場の室温・湿度~

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労働安全衛生規則により、週1回衛生管理者による職場巡視、月1回産業医による職場巡視が義務付けられています。職場巡視では、作業環境や職場環境等を安全・衛生の視点で確認していきます。職場巡視では、事務所(オフィス)も対象です。

また、オフィス環境においては事務所衛生基準規則に基づいて、2カ月に一度の頻度で、温湿度、粉じん濃度、CO2 濃度、照度などを測定しています。

職場環境でのお困りごと、ご質問等とお気づきの点がありましたら、是非職場の衛生管理者の方へ相談してみてください。今回は、職場の室温・湿度についてお伝えします。
 

職場の室温・湿度

労働安全衛生法の規定に基づく、事務所衛生基準規則により、
室温:17℃以上、28℃以下
湿度:40%以上、70%以下  
となるように努めなければならないと定められています。

空調の温度設定を基準温度に設定していても、職場内の温度管理が出来ているとは言えません。
職場内の温度は、窓からの日差しや、OA機器からの放熱、人の密度等の影響を受ける為、同じ室内でも場所によって大きく異なります。空調機器で温度管理をしたうえで、寒すぎる・暑すぎる場所が出来ないよう工夫することが必要です。

また、室温と一緒に、湿度の管理も行う事で快適に過ごすことができます。同じ温度でも、湿度が違うと体感温度が変わります。湿度が高いと暖かく(暑く)、湿度が低いと涼しく(寒く)感じますので、夏場は除湿、冬場は加湿をして湿度管理も一緒に行いましょう。
室温・湿度管理の為、室内に温度計・湿度計を何カ所か設置し、日頃から確認できるようにしましょう。
 

室温・湿度と健康管理

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室内の温度・湿度管理は、健康管理を行う上でもとても大切です。冬は特に風邪やインフルエンザ等のウイルス感染が流行しますので、ウィルスが活性化しにくい環境とする等、大勢が集まる場所では室温・湿度の管理も大切です。

◆風邪ウイルス:15-18℃以下で活発になる

◆インフルエンザウイルス:低音を好み、湿度50%以下になると活性化する

◆熱中症:室温28℃を超えると警戒レベル

◆肌の乾燥・ドライアイ:湿度50%以下で起こりやすい

◆カビ:室温20-25℃、湿度80%以上で繁殖する

◆ダニ:室温25℃、湿度75%前後で繁殖する

◆自律神経:室外との気温差±5℃以上で自律神経が乱れやすく体調を崩す原因となる
 

                              株式会社メディエイト 保健師 新井 望 

 

インフルエンザワクチン 《Vol.64-2》

従来のインフルエンザワクチンは、A型2種類・B型1種類のワクチン株が含まれた3価ワクチンでしたが、昨シーズン(2015/16シーズン)からは、WHOが推奨しているA型2種類・B型2種類の4種類のワクチン株から成る4価ワクチンが用いられるように変更されました。

2016/17シーズンは、下記株の4種混合ワクチンとなっています。

【A型株】
・A/California(カリフォルニア)/7/2009(X-179A)(H1N1)pdm09       
・A/Hong Kong(香港) /4801/2014(X-263)(H3N2)

【B型株】
・B/Phuket(プーケット)/3073/2013(山形系統)       
・B/Texas(テキサス)/2/2013(ビクトリア系統)

ワクチン接種のタイミング

インフルエンザの流行は、11月~12月頃に始まり、流行のピークは1月~3月です。
予防接種でワクチンを接種してから抗体ができるまで1~3週間、その後3~4ヶ月で抗体は徐々に減って行きます。
予防接種の効果は、接種後2週間目位から4ヶ月までです。 ですので、予防接種は11月中、遅くとも12月上旬には接種する事が望ましいと言われます。
 

インフルエンザを予防するために

・手洗いをしましょう
・人混みへの外出は控えましょう
・室内の乾燥に注意しましょう
・バランスよく栄養を摂取しましょう
・十分な休養をとりましょう
・インフルエンザワクチンを接種しましょう 

                            株式会社メディエイト 保健師 新井 望 

 

インフルエンザ 《Vol.64-1》

昨シーズンは、年が明けてから本格的に流行が始まるといったシーズンでしたが、今年は既に多くの感染者が出ています。
定点あたり、感染者数が10人を超えるとインフルエンザ注意報が発令されますが、11月9日現在、沖縄県では定点あたり10.86で、すでにインフルエンザ注意報が発令されています。(東京都:定点あたり0.58)
本格的な流行が始まる前に、早めの予防を心がけましょう。

インフルエンザの主な症状

インフルエンザは、突然現れる38度以上の高熱とともに、頭痛・関節痛・筋肉痛といった症状が全身に強く出るのが特徴です。あわせて喉の痛み・鼻汁・咳といった、一般的な『風邪症候群』によく見られる症状が現れることもあります。また気管支炎や肺炎、小児では中耳炎・髄膜炎・熱性けいれんなどを併発し、重症化することもあります。

特に乳児や高齢者・慢性疾患をお持ちの方は、インフルエンザ症状だけでなく、基礎疾患も悪化しやすくなるので十分な注意が必要です。                

                              株式会社メディエイト 保健師 新井 望

 

長時間労働による健康障害を防ぐために 《Vol.63-2》

時間外・休日労働時間を削減しましょう

健康障害防止の観点からも、時間外・休日労働時間は月45時間以下とするようにしましょう。
 

健康診断の受診や日々の健康管理を行いましょう

年1回の定期健康診断の受診、所見があった場合の事後対応は必ず行いましょう。
長時間労働は睡眠不足、不十分な健康管理、自覚症状への気づきが遅れます。規則正しい生活を心がけ、十分な休養をとりましょう。睡眠だけではなく、運動や趣味の活動等気分転換を図ることも大切です。
 

月の時間外・休日労働時間が100時間を超えたら

医師による面接指導等の申出を行い、面接指導を受けましょう。
脳・心臓疾患の発症を予防するため、長時間労働により疲労が蓄積した労働者に対し、事業者は医師による面接指導を実施する事が義務づけられています。対象者は申出を行い医師による面接指導を受けるようにしましょう。
 

※「時間外・休日労働時間」とは、休憩時間を除き1週間当たり40時間を超えて労働させた場合におけるその超えた時間のことです。

                            株式会社メディエイト 保健師 新井 望

 

長時間労働と過労死 《Vol.63-1》

過労死とは

業務上の過労やストレスが原因となり死亡する事で、脳や心臓疾患による死亡が多くを占めています。
さらにうつ病や燃えつき症候群等の精神疾患による過労自殺も含まれます。

心筋梗塞などの「心疾患」や脳梗塞などの「脳血管疾患」は、生活習慣等の諸要因や、遺伝等による要因で徐々に悪化して発症する事が多いですが、仕事が原因で発症する場合もあり、これらが「過労死」とも呼ばれ、労災認定されています。

長時間労働と健康障害

過重労働の一つとして、長時間労働があります。
「長時間労働」と「脳・心疾患」や「精神疾患」の発症には因果関係がある事がわかっています。事業者は従業員の有給休暇取得推進、適正な労働時間の把握、過重労働とならないよう十分な注意喚起等の措置を講ずるよう努めましょう。
従業員の方も、時間外・休日労働時間の削減、健康管理、十分な休養等を心がけましょう。
 

 【時間外・休日労働時間】        【健康障害のリスク】

月100時間超または
2~6か月平均で80時間を超えると  →   リスク高    
    ↑
長くなるほど            →    徐々に高まる    
    ↑
月45時間以内           →    リスク低
 

                             株式会社メディエイト 保健師 新井 望

 

がん検診を受けるには 《Vol.62-2》

お住まいの市町村では、健康増進法に基づき「がん検診」を実施しています。

がん検診の費用の多くは公費負担されており、一部の自己負担で検診を受けられます。
対象者や自己負担額等は市町村によって異なりますので、お住まいの市町村で確認が必要です。
また、職場や健康保険組合等でもがん検診を実施している事がありますので、職場でも確認してみてください。

がん検診の流れ

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株式会社メディエイト 保健師 新井 望

 

がん検診を受けていますか? 《Vol.62-1》

毎年10月は「がん検診受診率50%達成に向けた集中キャンペーン月間」です

日本の死因、第1位は「がん」です。1981年に脳卒中を抜いて死因のトップとなって以来増え続けています。国民の2人に1人ががんになり、3人に1人ががんで亡くなっています。

がんは、早期発見・早期治療が最良の解決法です。自分自身や、あなたを必要とする人の為にもがん検診を受けましょう。

がん検診とは

「一般的な健診」は対象の病気を定めずに、身体に異常がないかを 調べるのに対し、「がん検診」は、特定の病気に絞って身体にがんが あるかどうかを調べる検診です。
厚生労働省では、5つのがん(胃がん・子宮頸がん・肺がん・乳がん・大腸がん)について、科学的根拠に基づくがん検診を推奨しています。

【指針で定める市町村のがん検診内容】

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                       株式会社メディエイト 保健師 新井 望