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産業保健ニュース

麻しん(はしか)について

国立感染症研究所は2月26日、2019年に入ってからの麻しん(はしか)の患者数が2/26迄で222人に
なったと発表しました。

直近の1週間では48人が新たに感染し、過去10年で最多ペースとなっており、今後も注意が必要です。
 

麻しんとは

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麻しんは、麻しんウイルスによる感染症で、「はしか」とも呼ばれます。空気感染が主な感染経路です。

非常に強い感染力を持ち、麻しんに対する免疫を持たない人が、感染している人に接すると、ほぼ100%
の人が発症し、一度感染して発症すると一生免疫が持続すると言われています。

麻しん患者の半数以上は成人で、成人が麻しんに感染すると子供より重症化しやすいと言われています。
重症化すると、肺炎や中耳炎を合併しやすく、患者1000人に1人の割合で脳炎が発症すると言われてい
ます。 
 

  潜伏期間:10~12日の潜伏期間を経て発症。
   ↓
  初期(カタル期):発熱、咳、鼻水、のどの痛み等風邪に似た症状、目の充血や目やにが2~4日続く。
   ↓
  発症期:39度を超える高熱とともに全身に発疹ができる。
   ↓
  回復期:解熱後、赤い発疹は黒ずんだ色素沈着となりしばらく残る。
         合併症がなく重症化しなければ発症から7~10日で回復。
 

予防法は?

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麻しんの最も有効な予防方法はワクチン接種です。麻しんは、感染力が非常に強く、空気感染もする
ので、手洗い、マスクだけでは予防できません。

2006年以降は、1歳と5~6歳の2回定期接種となっているので、きちんと受けていれば免疫を獲得でき
ていると考えられます。それ以前は、1回の定期接種や任意接種であったため、多くの方は十分な免疫
がついていない可能性が大きいのです。

麻しんにかかったことがない方は、母子手帳などでワクチンの接種回数を確認し、ワクチン接種を2回
受けていない方はワクチン接種を検討してみましょう。
採血で抗体検査での確認も可能です。ワクチン接種や抗体検査は医療機関で相談できます。 
 

感染の疑いがある場合は

感染拡大を防ぐために、感染の疑いがある場合は医療機関に連絡をしてから受診するようにしてください。

                           株式会社メディエイト 保健師 新井 望

 

 

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