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2018年7月

産業医紹介ナビ》 健診結果を生活改善に活かそう ~脂質~

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脂質異常、放置すると

血液中に脂質が多い状態が続くと、血管で動脈硬化が進行し、血管の内側の壁にコレステロールなどが
沈着して血管が狭くなったり、血管が弾力を失って硬くなったりして血流が悪くなります。
動脈硬化が進行すれば、狭心症や心筋梗塞、脳出血や脳梗塞など、命にかかわる病気を引き起こします。
 

脂質異常症とは

血液中のLDLコレステロールや中性脂肪が増えすぎたり、HDLコレステロールが減りすぎたりする病気です。
脂質の値に異常が生じても自覚症状はほとんどないため放置してしまう人が多くみられます。

脂質異常症は食事や運動といった生活習慣が原因の8割程度となっています。また、遺伝子異常により、
生活習慣に関係なく発症する脂質異常症もあります。

女性では、閉経を迎えるとエストロゲンの分泌量が減少する事で、脂質異常症を起こしやすくなるため、
50歳を過ぎると女性の頻度が急増します。
 

脂質を調べる検査(基準範囲)

HDLコレステロール(40-119㎎/dl)、LDLコレステロール(60-139㎎/dl)、
中性脂肪(30-149㎎/dl)
 

脂質異常症予防のためのポイント

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飲酒や喫煙に注意しましょう

アルコールの過剰摂取も脂質異常症の原因の一つです。タバコはHDLコレステロールを減らす
作用があることが知られています。アルコールは適量とし、禁煙を心がけましょう。

脂質の摂りすぎに注意しましょう

肉の脂身を少なくしたり、動物性の脂肪を控える。また卵黄等コレステロールが多く含まれる食品
を摂りすぎないよう注意が必要です。

食物繊維をたくさん摂りましょう

根菜類、キノコ類、海藻類等、食物繊維を豊富に含む食材を積極的に摂りましょう。
動脈硬化を抑制する効果があります。

無理のない適度な運動を習慣化しましょう

ウォーキングや水中運動などの有酸素運動を行いましょう。1日30分以上、習慣化することが
大切です。

                        株式会社メディエイト 保健師 新井 望
 

産業医紹介ナビ》 減量プランの作成

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先月は肥満予防についてお伝えしました。今月は減量する際のプランニングシートをご紹介します。  

減量プランの作成

1kgの脂肪は約7000kcal

体重1kg(=腹囲1cm)減らす為には、今現在の生活習慣から7000kcal減らす必要があるのです。
下記のプランニングシートで、減量の目標、目標達成までの期間を決め、1日をあたりどのくらい
エネルギーを減らす必要があるのか計算してみましょう。

 

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◆例)現在の体重:60kg⇒目標体重:57kg  標準コース(1ヶ月1kg減のペース)の場合   

・現在の体重60kg-目標体重57kg=3kg減なので、3ヶ月必要。   
・体重3kg減量する場合、(7000kcal×3kg=21000kcal)を減らす。   
・21000kcal÷90日(3ヶ月×30日)≒233kcal   
・1日あたり233kcal消費すれば、3ヶ月で3kg体重が減る   
⇒私は、食事で毎日100kcal、運動で133kcal減らす事を目標として頑張る!!  

◆1日あたりのカロリー消費は、食事、運動の両方で消費する事が望ましいです。   
また消費できなかった日があれば、その分はその週のうちに消費する事が望ましいです。
                                  

                         株式会社メディエイト保健師 新井 望