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2018年2月

健診結果を生活改善に活かそう ~肝臓~

肝臓の異常、放置すると…  

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肝臓は人の体で最も大きい臓器で、体重の約50分の1を占めています。  

肝臓の主な働きは、
①体に必要な蛋白の合成・栄養の貯蔵
②有害物質の解毒・分解
③食べ物の消化に必要な胆汁の合成・分泌など  

体にとって重要な機能を持っていますが、障害が起こるとこれらの機能が働かなくなってしまいます。
肝臓は「沈黙の臓器」と呼ばれ、障害が起こっても症状が現れにくい臓器です。異常に気付いた時には病状がかなり悪化していることも少なくありません。
検査値に異常が見られた場合は必ず精密検査を受けましょう。また、肥満解消や適性飲酒など生活を見直しましょう。
 

肝機能を調べる検査(基準範囲)  

GOT(30以下)、GPT(30以下)、γ-GTP(50以下)  

総たんぱく(6.7-8.3)、ALP(100-325)アルブミン(3.8-5.3)  

HBs抗原(陰性)、HCV抗体(陰性) など
 

肝臓病予防のためのポイント

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適性飲酒

飲酒は適量を守り、週2日は休肝日を作りましょう。

 <節度ある適度な飲酒量(純アルコール約20gを含む量)>
 ビール(5度)   :中瓶1本(500ml)
 日本酒(15度)   :1合(180ml)
 焼酎(25度)    :0.6合(約110ml)
 ウイスキー(43度) :ダブル1杯(60ml)
 ワイン(14度)   :1/4本(約180ml)
 缶チューハイ(5度):1.5缶(約520ml)

 ※「健康日本21」参照
 ※( )内はアルコール度数

肥満解消

適度な運動を継続的に行うことが大切です。運動習慣を身につけましょう。

ウイルス性肝炎

B型・C型肝炎は、慢性肝障害や肝がんに移行することがあります。感染が認められた場合は適切な治療が必要です。
                           

                             株式会社メディエイト 保健師 新井 望
 

花粉症

花粉症とは

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花粉症とは、スギなどの花粉(抗原)が原因となって起こるアレルギー疾患の一つです。 特にスギ花粉は冬の終わりから春にかけて、毎年くしゃみ、鼻水、鼻づまりなどの症状で多くの人を悩ませています。今や4人に1人は花粉症とも言われています。 日本ではスギの他にもヒノキ、イネ、ブタクサ、ヨモギなど約50種類の植物が花粉症を引き起こすとされています。
 

花粉症の症状の特徴

くしゃみ・・・立て続けに何度も出る。
鼻    水  ・・・透明でさらさらしている。(風邪は初めさらさらでも、数日で黄色く粘り気がでる)
鼻づまり・・・両方の鼻が詰まり、鼻で息ができない事がある。これにより、口呼吸となる事で、
         口の渇き、咳が出る、匂いや味覚が感じ難くなる、眠れなくなる等の症状も出る事もある。
 

初期療法で症状を軽減しましょう

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病気の治療は症状が出てから行うのが一般的ですが、花粉症の場合は症状が出る前からの治療が認められています。その一つが、 「初期療法」です。

花粉症の症状がでる前からお薬による予防治療を始めていると、症状の発症を遅らせ、飛散シーズン中の症状をやわらげる事ができます。また、早期に症状を改善させることもでき、結果として処方される全体のお薬の量を減らすこともできます。

初期療法の開始時期は、花粉が飛び始める2週間位前から治療を開始する事が最も効果的とされています。 2017年の花粉の飛散開始時期は例年並み、2月上旬 には九州北部・中国・四国・東海地方の一部から花粉 シーズンが始まり、関東甲信地方では2月中旬に花粉 シーズンに入る見込みとなっているようです。 花粉症でお悩みの方は、是非早めに医療機関を受診し 医師にご相談されることをお勧めします。

また、花粉症のピーク時期は年度末でもあり、忙しい時 期でもあります。不規則な生活や乱れた食事、ストレス フルな状態は症状を重くすることもあります。日頃から規 則正しい生活を心がけ、体調管理を行い、忙しい年度末 を乗り切りましょう。    
                                                  

                              株式会社メディエイト 保健師 新井 望