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産業医コラム

健診結果を活用しましょう - 腎機能① - 《Vol.50-1》

皆さんは、健康診断の結果を活用されていますか?今回は腎機能のお話です。
 

腎臓の一般的な検査

腎臓に関する最も基本的な検査は、尿検査と血液検査です。
これらの検査では、主に以下の数値を測定します。
 

◆ 尿素窒素(BUN): 正常値 8~22 mg/dl

たんぱく質の分解後にできる老廃物で、大部分は尿中に排泄されます。

この値が高値ですと、腎炎などの腎機能障害、尿毒症、腎血流量の減少、消化管出血などが疑われ、低値ですと、肝硬変、重症の肝不全などが考えられます。
 

◆ クレアチニン(CRE): 正常値 男性 0.0~1.0 mg/dl 女性 0.0~0.7 mg/dl 

筋肉で作られる老廃物で、腎臓から尿中に排出されます。腎機能が低下すると排出が悪くなって血液中に貯まります。
この値が高値の場合、腎機能障害が疑われます。
 

◆ 推算糸球体濾過量(eGFR): 正常値 60ml/分/1.73m2以上 

腎臓にある糸球体が、どれくらい老廃物を尿へ排泄する能力があるかを示しており、クレアチニン値をもとに年齢・性別から算出します。
慢性腎臓病(CKD※)の早期発見・早期治療のための指標とされています。
 

※慢性腎障害(CKD)とは?

 CKDとは「たんばく尿などの腎障害の存在を示す所見」、もしくは「腎機能低下」が3か月以上続く状態を指します。
CKDが進行すると、脳梗塞・心筋梗塞等のリスクが上昇し、重症化すると人工透析が必要となるなど、健康や生活へ重大な影響を及ぼします。
 

株式会社メディエイト産業医 望月香織 (Kaori Mochizuki M.D)

 

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