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2015年9月

健診結果を活用しましょう - 脂質① - 《Vol.51-1》

皆さんは、健康診断の結果を活用されていますか?
健康診断にはいくつもの診断項目がありますが、今回はその中の「脂質」のお話です。

もし、健康診断の結果で「高脂血症」を指摘されたら、まず最初にすべきことは何でしょう。  
それは脂質の取り方のチェックです。早速、ここ1週間に食べた食事内容をすべて書き出してみましょう。
その内容を見ることで、自分が普段どんな食事をしているのかを見直す事ができます。

脂肪がすべて悪者ではありません

脂肪酸には、大きく分けて2種類があります。

まず、肉や卵・乳製品などの動物性脂肪に多く含まれる「飽和脂肪酸」。常温で固まりやすく、血液中のコレステロールを増加させる働きがあり、摂りすぎると動脈硬化などの要因になります。

もう一つは、植物性脂肪や魚脂に多く含まれる「不飽和脂肪酸」。常温では固まりにくく、コレステロール値を下げる働きがあります。血液の凝固をおさえて血栓を防ぐ働きや、中性脂肪の増加を防ぐ働きがありますので、同じ油でも積極的に摂取したいものです。

ご自身が摂取している「脂肪」はどちらが多いでしょうか?

 

株式会社メディエイト産業医 望月香織 (Kaori Mochizuki M.D)

 

健診結果を活用しましょう - 腎機能② - 《Vol.50-2》

腎機能障害・慢性腎症は増加の傾向? 

腎不全による死亡者数は年間2.1万人もおり、さらには腎機能異常に気付いていない潜在的な腎障害や、軽度の腎障害を放置してしまっている方も多く存在すると推測されています。
世界的にも、腎機能障害は早期発見が重要であるとの認識が高まっている為、厚生労働省も対策を推し進めています。


慢性腎臓病は、初期の適切な治療や生活習慣の改善により、発症や重症化を予防することが可能です。
早い段階での発見が非常に重要ですので、健診結果で尿検査や採血に異常が認められた場合には、自己判断せず、腎臓専門医のいる医療機関での適切な精査をお勧めします。

 

株式会社メディエイト産業医 望月香織 (Kaori Mochizuki M.D)

 

健診結果を活用しましょう - 腎機能① - 《Vol.50-1》

皆さんは、健康診断の結果を活用されていますか?今回は腎機能のお話です。
 

腎臓の一般的な検査

腎臓に関する最も基本的な検査は、尿検査と血液検査です。
これらの検査では、主に以下の数値を測定します。
 

◆ 尿素窒素(BUN): 正常値 8~22 mg/dl

たんぱく質の分解後にできる老廃物で、大部分は尿中に排泄されます。

この値が高値ですと、腎炎などの腎機能障害、尿毒症、腎血流量の減少、消化管出血などが疑われ、低値ですと、肝硬変、重症の肝不全などが考えられます。
 

◆ クレアチニン(CRE): 正常値 男性 0.0~1.0 mg/dl 女性 0.0~0.7 mg/dl 

筋肉で作られる老廃物で、腎臓から尿中に排出されます。腎機能が低下すると排出が悪くなって血液中に貯まります。
この値が高値の場合、腎機能障害が疑われます。
 

◆ 推算糸球体濾過量(eGFR): 正常値 60ml/分/1.73m2以上 

腎臓にある糸球体が、どれくらい老廃物を尿へ排泄する能力があるかを示しており、クレアチニン値をもとに年齢・性別から算出します。
慢性腎臓病(CKD※)の早期発見・早期治療のための指標とされています。
 

※慢性腎障害(CKD)とは?

 CKDとは「たんばく尿などの腎障害の存在を示す所見」、もしくは「腎機能低下」が3か月以上続く状態を指します。
CKDが進行すると、脳梗塞・心筋梗塞等のリスクが上昇し、重症化すると人工透析が必要となるなど、健康や生活へ重大な影響を及ぼします。
 

株式会社メディエイト産業医 望月香織 (Kaori Mochizuki M.D)

 

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