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2015年7月

企業で行う熱中症対策 《Vol.48-2》

人は何もしなくても、1日約2.5Lの水分を体から失います。特に夏場は、外出時や睡眠時にいつも以上に汗をかくので、意識して水分摂取をするよう心がける必要があります。

ただし水分補給だからと言って、水だけを大量に摂取すると、かえって体内の電解質バランスを崩して体調不良を引き起こしてしまいます。スポーツドリンクなどで、適量の電解質(ナトリウム等)も同時に摂取することが大切です。しかしスポーツドリンクには糖分も含まれているので、糖尿病などの基礎疾患のある方は注意も必要です。

1日中室内での業務に携わる場合でも、水だけでなく、クエン酸や適度なナトリウムを摂取することを心がけましょう。

いざという時のために社内で備えましょう

熱中症発生時に備えて、企業内に冷えたスポーツドリンクや粉末のスポーツ飲料・保冷剤・体温計などの救急キットを常備し、万一体調不良者が出た場合には、すぐに一次応急処置ができるよう準備しておきましょう。

熱中症は一旦改善したように見えても、 ペットボトル1本程度(約500cc)の水分補給では体内の脱水は完全には改善しない事もあります。体調不良者には、一次的な応急処置をしたのち必ず医療機関を受診するよう勧めましょう。特に基礎疾患を持つ方には十分に注意喚起することが必要です。

 

現在では、インターネット等で翌日の気温や湿度をある程度確認することが可能です。梅雨~残暑までは、こまめに気象情報を確認し、高温多湿が予想される日には各自で自己管理し、積極的に水分摂取を行うよう心がけていただきたいと思います。


株式会社メディエイト産業医 望月香織 (Kaori Mochizuki M.D)

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室内でもご用心!熱中症 《Vol.48-1》

季節・場所を問わず襲いかかる熱中症

温暖化に伴い年々増加傾向にある熱中症ですが、熱中症は強い日射しの下で活動する時だけでなく、高温多湿な室内にいる場合でも起こります。

近年のエネルギー問題により、建物内の空調温度は比較的高めに設定されていますが、窓際やコンピューター等の機器の近くでは、たとえ空調が27度に設定されていても、体感温度は30度を超えてしまう場合があります。空調温度に左右されず、こまめに換気したり、めまいや嘔気・倦怠感・口渇・手足がつるなど体調の変化を感じた時は、十分に水分を摂り、涼しい場所で休むようにしましょう。

熱中症は真夏だけに起こる疾患ではなく、まだ身体が暑さに慣れない梅雨明けから、秋にかけて長期間発生します。また、年齢が上がるにつれ体温調節機能が低下するため、症状が出やすくなります。さらに糖尿病・高血圧症・心疾患・腎不全・精神神経系の疾患・広範囲の皮膚疾患で治療を受けている人は、熱中症を発生しやすいこともわかっています。この他、飲酒後にも脱水になりやすいため、真夏の飲酒には十分注意が必要です。

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次回は、企業内で行える熱中症対策についてご紹介します。

 

 

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夏の冷え症対策 《Vol.47-2》

西洋医学的には「冷え性」という病名はありませんが、外気温との温度差によって自律神経のバランスが崩れ、女性ではホルモンバランスの異常や更年期障害の悪化、男性でも頭痛・肩こり・集中力の低下・倦怠感などの症状悪化の原因となることがあります。

ただし、甲状腺機能低下症などの疾患が知らぬ間に発症していると、手足の冷えや浮腫(むくみ)が起こる場合もあります。食生活等を改善しても冷え症が改善しなかったり、極度の疲労感や食欲不振・不眠などを伴う場合には、自己判断せず、医療機関を受診して精密検査を受ける事をお勧めいたします。

冷え症は、初夏の6月ごろから症状が始まる方もいらっしゃいますので、早めに対処して、快適に夏を乗り切りましょう。

具体的な冷え症の対策は?

① 薄着を控える 

② 食事内容を見直す

夏場は冷たくさっぱりしたものが食べたくなりますが、冷え性の方は、冷たいものをたくさん摂取するのは避けたほうが賢明です。トマトやきゅうり、なすなどの体を冷やす夏野菜は、体を温める食材(ショウガやネギなど)と一緒にスープや温野菜としていただきましょう。

③ 適度な運動を心がける

水分摂取しながらの適度な運動は血行を改善し、冷え症を改善することがありますので、ストレッチやヨガ、ウォーキングなど、各自の身体能力に合わせた適度な運動も必要です。
 

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