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2012年10月

インフルエンザ 《Vol.16》

まだ早いかな?と思わず早めの接種を

《抗体ができるのは2~4週間。流行する前に予防接種を受けましょう!》

今月中旬からインフルエンザの予防接種が始まっています。ちょっと早いかな?と思う方もいらっしゃるかもしれません。
かつて、インフルエンザのピークは1~2月と言われていましたが、近年ピークを迎える時期が毎年微妙に変動しています。

今までは想像できなかった秋や、春にもインフルエンザが猛威を振るう場合もあり、「時期ではないから・・」と安心していると罹ってしまう場合もあります。

ワクチンを注射しても、数時間で抗体を作れるわけではなく、十分な量の抗体が身体の中で出来上がるまでの期間はおおむね2~4週間かかります。

抗体が有効に働くのは個人差もありますが、約5か月間程度ですので、流行期が来る前の11月~12月には接種を受けられたほうが良いと思われます。

急な発熱と悪寒、関節痛など、症状が出たらすぐ病院へ!

暑く長い夏が終わり、一転、急激に気温が低下し空気が乾燥する今月末あたりからインフルエンザが出現してくる時期に入ります。

インフルエンザは感染力が強いウイルスです。家族をはじめ同僚や、電車などの密閉空間で多数の人に感染させてしまう可能性がありますので、急な発熱・悪寒・関節痛・頭痛などの症状が出たら、まずはマスクを着用し病院で検査を受けましょう。

インフルエンザの抗ウイルス薬は決してウイルスを破壊できるものではありません。ウイルスが身体の中で増殖するのを阻止する役目を担います。熱が出てから最低でも1~2日以内には病院で検査を受け、陽性であった場合には早急な抗ウイルス薬の服用と、十分な水分摂取や安静が大切です。

頭痛や吐き気が増してきた場合には、遠慮なく再度病院の診察を受けましょう。

しっかりとした予防を

一人一人が手洗いやうがい、毎日のバランスが取れた食生活や十分な睡眠を心がけ、予防をしっかり慣行することで大流行を避けることはできると思われます。


株式会社メディエイト産業医 望月香織 (Kaori Mochizuki M.D)


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